2016年2月9日(火)
【こども学科】福祉施設内定者インタビュー1
石田:中山さん、指定障害福祉サービス事業所なごみ(社会福祉法人天理)への内定、おめでとうございます。
中山:ありがとうございます。
石田:指定障害福祉サービス事業所なごみは、どのようなことをしている施設ですか。
中山:障がいがある子どもを対象とした放課後等デイサービス事業や児童短期入所事業などを行っている施設です。
石田:入学当初から福祉施設への就職を希望していたのですか。
中山:入学当初は、施設への就職は特に考えていませんでした。子どもと関われる仕事に就きたくて、保育士、小学校教諭、幼稚園教諭の資格を取れるということからこども学科に入学しました。
石田:福祉施設への就職を考えるようになったきっかけ、理由について教えてください。
中山:3年の秋に特別支援学校での介護等体験を行ったことと、3年の春休みに保育実習(施設実習)で福祉型障害児入所施設での実習を行ったことが大きなきっかけでした。特別支援学校の先生や施設の職員の方々が障害のある子ども達の一人ひとりに寄り添い、子どもの成長を一緒に喜んでいる姿を見て、私も障害のある子ども達の成長を援助できる保育者になりたいと思い、障害児施設への就職を考えるようになりました。
石田:いくつか施設がある中で「なごみ」を志望した理由は何ですか。
中山:施設を探していくと、障害のある子ども達の施設は保育所等と比較して少ないことがわかりました。その中で「なごみ」のことを知り、私の希望していた業務内容だったので志望しました。数回にわたり見学をさせていただいた中で、子ども達の成長したことを職員同士で喜び、共有している場面であったり、職員の方々が次の活動を考えていたりする姿を見て、職員間の雰囲気の良さを感じたので、この施設で働きたいと思いました。
石田:施設での就職に向けてどのような活動をしましたか。
中山:採用試験までに施設の見学を数回させていただいたり、ボランティアとして実際に子どもたちと1日関わらせてもらったりしました。内定後も予定が空いている日には施設にボランティアに行き、活動の補助という形で関わっています。
石田:4月からはどんな保育者になりたいか、抱負を聞かせてください。
中山:職員の方々のように障害のある子ども達の成長を子ども達と一緒に楽しみ、喜ぶことのできる保育者になりたいです。そして、子ども自身が成長することの楽しさを感じられるように支援していきたいです。そのためには、子ども一人ひとりの行動の意味を考え、次の活動に繋げていくことが大切だと考えています。
石田:これからの健闘を祈っています。今日はどうもありがとうございました。
中山容子さん