2016年7月8日(金)
【こども学科】第10・11回ロボット教室実行委員会と帝塚山ロボット教室(3日目)
月23日(木)と30日(木)、いずれも12:20~14:00 帝塚山中学校・高等学校の物理実験室にて、第10回と第11回のロボット教室実行委員会が開かれました。
第10回では、帝塚山ロボット教室(3日目)に子どもたちが学ぶプログラム(ライントレース、ながらライントレース)について、実行委員会のメンバーが学びました。何を教えるのかを学んだ上で、どのように教えるのかを考える。メンバーの学びは、まさに教育に関する研究の発展過程と言えるでしょう。



第11回では、実行委員自身が学んだプログラムを、小学生にどのように説明するかを考えました。自分が理解したから小学生に教えられるというわけではありません。「小学生ならこのように考えるだろう」「この部分は中学生に教えてもらおう」などと、本番の様子を想定しながら考えていきます。これは、教員を目指すこども学科の学生とって必要不可欠な学びです。

そして、7月9日(土)14時~17時、2週間ぶりにロボット教室(3日目)が開かれました。
実行委員は開会前に集合し、打合せとリハーサルをした後、小学生を迎える準備をしました。
教室が始まり、いよいよ小学生たちが二人一組でプログラムに挑戦します。最初は前回からの間隔が空いたために、二人の雰囲気がかたいペアもありましたが、時間がたつにつれてコミュニケーションをとりながらプログラミングを進めていきます。実行委員の進行は、入念に準備した説明のスライドを使ってスムーズに進みました。また、メンター役の中学生は、教えすぎないように気を付けながら小学生をサポートしてくれました。これらのかいあって、小学生は予定よりもずいぶん早く、ライントレース、ながらライントレースのプログラムを完成することができました。なかには、この時間中にWROのコースを試走できた小学生もいました。
また、今回の教室には、帝塚山学園の吉川勝久理事長と本学の岩井洋学長に来て頂き、実行委員、中学生、そして小学生を励ましてくださいました。