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2015年12月24日(木)

【こども学科】平城高校教育コース開設10周年記念「教育カンファレンス」で講義

12月23日(水・祝)、本学奈良・学園前キャンパス学園講堂において、奈良県立平城高等学校普通科「教育コース」創立10周年を記念した教育カンファレンスが開催されました。

「高大小連携協力に関する協定」によるもので、こども学科からも教員や学生が参加しました。午前中は平城高校教育コース3年生による教育研究論文の発表、同じく2年生による「教育体験」授業のフリップ・スピーチが行われ、本学現代生活学部こども学科の森篤嗣准教授が講評を行いました。

午後は、高大連携授業「教育入門」において、本学こども学科の森枝美准教授の指導のもと、平城高校1年生と近畿他府県の教育コースを持つ高校生に対して、「子どもたちの理科離れについて」というテーマで教育ディスカッションを行いました。

平城高校教育コースは、主に小学校教員を目指している生徒が多いということで、理科については「得意である」と手を上げた生徒は多いわけではありませんでしたが、小学生から高校生まで幅広く「どうしたら理科が好きになってもらえるか」について、高校の先生方など多くの教育関係者が見守る中、真剣にディスカッションしていました。

ディスカッションでは、本学科教員をはじめ、既に教員採用試験合格を決めた本学科の4年生の中川さん、本学科の卒業生で現在は奈良県で小学校教員として勤めている福田さんなどにも協力してもらい、各グループのサポートをおこないました。ワールドカフェ方式によるグループ間交流を経て、最後は発表をおこなって教育ディスカッションを終えました。

教育ディスカッションの終了後には、本学科教員による18号館の見学ツアーをおこなうなど、様々な交流がおこなわれました。今後、平城高校と帝塚山大学、特にこども学科との交流がますます進むことを期待させるイベントでした。