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2015年3月16日(月)

【こども学科】公立保育士・幼稚園教諭採用試験合格者インタビュー3

岡澤:葛城市の幼稚園・保育士採用試験合格おめでとう。あとすこしで卒業式ですがどんな気持ちですか?

淵之上:ありがとうございます。幼稚園を希望しているのですが、まだ配属が決まっていないので、わくわくと不安な気持ちが半分半分です。子どもの姿を毎日見られるという憧れの仕事に就けることになってわくわくします。でも、私立の園に行く友達が研修をしているのと違って、まだ研修がないので不安です。

岡澤:保育の仕事に就きたいと思ったきっかけはあったのですか?

淵之上:年の離れた弟がおり、弟だけじゃなくその友達とも一緒に家で遊んだり世話をしたりすることがあって、それが楽しくて、小学校高学年のころから決めていました。卒業アルバムにも書いたくらいです。

岡澤:ずっとその希望は揺らがなかったの?

淵之上:音楽も好きだったので迷ったこともありましたが、高校で保育関係の授業や実習をしたことが、最終的にこの道に進むきっかけとなりました。

岡澤:大学ではいろいろな活動をしていましたね。

淵之上:準クラブ「どれみ♪」に一番力を入れました。人形劇をさせてもらうなど子どもと関わる機会がたくさんありました。子育て支援センターのつどいの広場や生駒市のサンデーひろばなど他のボランティアもたくさんしました。児童デイサービスで支援員のアルバイトも続けています。4回生で公立幼稚園のスクールサポーターもさせていただきました。これらの中で、特別支援の子どもたちと関わらせてもらえたことは本当に貴重な経験で、大切なことを学ぶことができ感謝しています。

岡澤:勉強時間は作れましたか?

淵之上:何とか作っていました。授業外では、教師をめざす仲間と「きょういく会」というグループを作って、採用試験合格のためのでなく「教師として必要な勉強」をみんなでしました。

岡澤:葛城市は他市より少し遅い時期に試験がありましたね。

淵之上:はい。1月下旬に最終発表でした。筆記試験対策はとにかく「毎日する」ことが大切だと思います。特に一般教養で差がつきますから大事だと思います。面接や討論の対策では、とにかくいろいろな練習のチャンスにすべて参加していくことですね。実技試験は、ピアノであれ毎日練習することが大事です。できる友達に教えてもらうのもいいですね。絵本読みはとにかく誰かに聞いてもらうようにしました。葛城市ではマット運動とかボール運動の実技試験もありました。

岡澤:公立幼保採用試験の長丁場を乗り越えた淵之上さんから後輩へメッセージをお願いします。

淵之上:はい。まずやりたいことをやってみることを薦めます。失敗するかもしれないと考えたらなにもできません。とにかくやってみることです。そうすることで、思い出もできるし、力もつきます。また、自分が上級生にしてもらったように、もっと後輩を誘ったりしてつなげればよかったと後悔しています。それもメッセージにします。

岡澤:淵之上さんの笑顔のシャワーがいつも葛城の子どもたちに注がれるかと思うと、私もうれしくなります。頑張って下さい。

淵之上:ありがとうございました。