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2015年3月5日(木)

【こども学科】公立保育士・幼稚園教諭採用試験合格者インタビュー2

岡澤:西村さん、大和高田市の採用試験合格おめでとう。

西村:ありがとうございます。受かると思っていなかったので、間違いかと思いました。

受かったと言うのが恥ずかしかったです。でも今は、切り替えてやっとスタートする気持ちになっていて、うれしいよりもこれからの不安の方が勝っています。

 

岡澤:受ける前にずいぶん悩んでいましたね。

西村:自分に先生という仕事が務まるかという不安もあり、1年生の時に海外研修で行ったニュージーランドでの経験から海外の保育にも興味があったので、どうしたらいいか悩んでいました。

 

岡澤:だけど努力は続けていたね。

西村:はい、3年生時の実習幼稚園で実習後スクールサポーターをして、4年生の5月からは奈良市の公立幼稚園にスクールサポーターに行きました。今も行っています。先生になりたいという気持ちはずっとありました。長く続けていくことで子どもたちの成長を見られることがうれしかったです。それを喜べる仕事は先生という仕事だけだなと思いました。憧れの担任の先生の毎日の保育を見て自分が同じようにできるか不安ですが・・・。

 

岡澤:大和高田市では幼稚園か保育園かこども園か所属がどうなるかは未定だけれど、希望は幼稚園ですよね。

西村:はい。採用試験の面接の時にはそのように希望しました。今までやってきたことを生

かしたいという気持ちがあります。

 

岡澤:どんな先生になりたいですか。

西村:子どもたちが夢をもてるクラスの先生になりたいです。子どもがもっているどんな夢も一緒にかなえてあげたいです。そして子どもたちにいつも生き生きとしていてもらいたいです。そのためには自分もいつも生き生きとしていたいです。

 

岡澤:研修はあるのですか。

西村:はい、4月と5月に大和高田市の新採用職員全体で研修があると聞いています。

今は担任になる準備をしています。スクールサポーター先の先生からのアドバイスで、まずクラスの必須アイテム「日めくりカレンダー」を作っています。その他、クラスで必要だと思われる教材も作り方なども写真を撮っておくと、4月にあわてないですむからといわれています。本当にありがたいです。

 

岡澤:聞いていたら私もうきうきしてきました。さて後輩へメッセージをお願いします。

西村:まず、保育の現場を見させてもらったことは本当に宝になりました。そしてなによりもいっしょに保育者をめざすすてきな友達がいたことで励ましあいがんばれました。迷った時も一緒にがんばろうと言ってくれました。みんな不安なんだということがわかりほっとしました。なるようにしかならない、自分は大丈夫だと笑顔で自分自身に言い聞かせてきました。そしてそれを友達が言葉にしてくれました。本当にうれしかったです。友達は大事です。後輩のみなさんには、これから出会う子どもたちを思いえがいて、毎日を過ごしてほしいです。

 

岡澤:ありがとうございました。春からの活躍を祈っています。