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2015年2月23日(月)

【こども学科】公立保育士採用試験合格者インタビュー1

西村:広陵町保育士採用試験の合格,おめでとうございます。

中村:ありがとうございます。

西村:まず,合格を知ったときの気持ちを教えてください。

中村:初めは信じられなかったです。でも、それと同時に本当に嬉しい気持ちがこみ上げてきました。他の自治体含めて何度も保育士採用試験を受けてきたので、合格通知を受け取るまで、長かったな、としみじみ思いました。

西村:中村さんが保育士を目指したきっかけは、どんなことだったのですか?

中村:私が保育士を目指すきっかけは、高校生の時、子ども会の手伝いをしたことです。私の行動に対して、子どもが一緒になって喜んでくれることに喜びを感じました。その頃から、子どもに関わる仕事に就きたいと真剣に考えるようになりました。入学後もその気持ちは変わりませんでした。保育実習は難しいことも多かったけれど、子どもとコミュニケーションを重ねることで、子どもが私を受け入れてくれて関係を築くことができました。そこに大きな喜びを見出せたことで、保育士を目指す気持ちがより強くなりました。

西村:保育士採用試験を受験するにあたって,どういう点に力を入れましたか?

中村:筆記試験の勉強ももちろん頑張りましたが、実技対策にも力を入れました。学外のピアノ教室にも通い、練習し続けました。また、絵画制作対策として普段からわずかの空き時間に絵を描いたり、折り紙を折ったりするなどしていました。以前に受験した保育士採用試験の二次実技で失敗した悔しさが忘れられなかったからです。実技課題が出た時、周りの受験生はすぐにとりかかり始めたのに、課題への苦手意識で戸惑った自分は出遅れてしまいました。実技を甘く見ていたことを痛感しました。

西村:広陵町の採用試験は三次試験までありましたね。

中村:はい。試験期間は長かったと思います。実技、面接、小論文などの対策は、できることはすべてやりました。誰にも負けないくらい頑張ったと自負しています。面接対策では、学習支援室の全職員の方に模擬面接をしてもらいました。なので、本番では単に尋ねられたことに答えるだけではなく、自分の伝えたいことを最大限伝えられました。面接を自分の時間にできたと感じました。実技試験や小論文でも、今まで練習してきたことをフルに活かすことができました。幸運を引き寄せるのは努力だと思いました。

西村:正に努力の結実が、広陵町保育士合格だったわけですね。この春からは保育士として働くわけですが,保育士として大切にしていきたいことがあれば教えてください。

中村: 昨今は明るいニュースが少ないと感じています。まずは、自分が関わることで、子どもが幸せな気持ちでいられるように、毎日のコミュニケーションを大切にしたいです。これから出会う保護者の方々は、おそらく年上の先輩がほとんどだと思います。保護者からも学ぶ気持ちで、毎日のコミュニケーションを積み重ねて信頼関係築いていきたいと考えています。子どもも大人も、みんなを幸せにできる保育士が目標です。

西村:では,最後にこども学科の後輩や受験生に向けてメッセージがあればどうぞ。

中村:最後まで諦めないことです。採用試験を受験する場合は、不合格になることもある。不合格を「失敗」と捉えず、その不合格から学べることを見つけることが大切だと思います。それをバネに目指す以上のところに行くのです。

西村:ありがとうございました。春から頑張ってください!

 

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