2013年12月4日(水)
【こども学科】合格者インタビュー(その8)
泊祐樹くんが大阪府の公立学校教員採用試験に合格しました。そこで、ゼミナールを担当している森先生に合格者インタビューを依頼しました。

森:泊くん,大阪府公立学校教員採用試験合格おめでとうございます。
泊:ありがとうございます。
森:合格の決め手は何だったと思いますか。
泊:YMCAでのボランティアリーダーや,スクールサポーターとしての小学校での活動など,大学生活の中でも,子どもと接する時間を多く持てたことが,面接などで問われることへの対応の「引き出し」になったと思います。
森:なるほど。大阪府は昨今,人物重視の傾向があるとも聞きます。その点で面接は重要ですね。面接では緊張せずに受け答えが出来ましたか。
泊:そうですね。多くの先生に面接練習をしていただいたので,それが効いたと思います。特に森先生の圧迫面接練習については,当日の方が「だいぶましだ」と思えて緊張をほぐすのに役立ちました(笑)。
森:そうですか(笑)。ペーパーテストはどうでしたか。
泊:正直,あまり出来はよくありませんでしたが,精一杯やりました。教職教養は勉強しないと全くわからない状態だったので,力を入れました。しかし,そのせいか,一般教養がおろそかになったと反省しています。
森:後輩に対して,やっておいた方がよいというアドバイスがあれば教えてください。
泊:3年までは一般教養,教職教養,小学校全科をバランスよく,コツコツ勉強することだと思います。4年になったら,面接や模擬授業の練習に力を入れるといいのではないでしょうか。そして,なにより大学生方の中でいろいろな経験をしておくことが「引き出し」を増やすために大切だと思います。
森:模擬授業の練習はどのようにしましたか。
泊:小学校教員志望の同級生で集まり,お互いに見せ合いながら進めました。「学生同士だと,なかなか技術面まではコメントは難しいのですが,「どうしたら楽しい授業が出来るか」ということを中心にコメントし合いました。
森:同じ志の仲間が集う子ども学科ならではですね。では,最後にどんな先生になりたいか教えてくれますか。
泊:はい。子どもたちみんなに,「学校が楽しい」,「学校に期待」と思ってもらえるような学級作りをしてきたいと思います。
森:いい目標ですね。そのためには,教師として「生涯,勉強を続けること」ですね。教員採用はゴールではなく,スタートですから。ぜひ,頑張ってよい先生になってください。