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2013年11月14日(木)

【こども学科】演習「遊び体験」 保育内容(人間関係)

現代生活学部こども学科で開講している「保育内容(人間関係)」は、保育の内容や方法を学ぶ科目の一つです。11月7日の授業では、実際に保育園や幼稚園で使われる玩具を使って、遊びから保育の内容を体験的に学びました。ゲーム、ラキュー、ドミノ、ドールハウスなど様々な玩具に学生たちは真剣な表情で取り組み始め、次第に演習室は歓声と熱気で溢れました。実際に遊んでみて、改めて体感する遊びの醍醐味に学生たちはすっかり夢中でした。一つの遊びをより複雑にしてみたり、同じ玩具で遊び方を変えてみたり、遊びをどんどん展開していく姿もありました。

遊んだ後には、「何が楽しかったのか」を冷静に振り返りました。達成感、共感、協力、ルール、工夫、言葉の使用など、遊びの中で経験したことがらを挙げ、さらにそれらが保育所保育指針の中に示されている保育内容の項目と合致することを確認していきました。ここから保育内容の関連や総合的展開、そして小学校教育との接続について理解を深めていきます。実際の体験から保育の内容に関する理解を深めることで、高い専門性を備えた保育者を養成しています。