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2013年10月26日(土)

【こども学科】合格者インタビュー(その2)

こども学科髙部春菜さんが、地元である大分県の公立学校教員採用試験に合格しました。そこで、ゼミナールを担当している勝美先生に合格者インタビューを依頼しました。


勝美:髙部さん、大分県公立学校教員採用試験合格おめでとうございます。

髙部:ありがとうございます。

勝美:今の率直な気持ちを聞かせてください。

髙部:とても嬉しいとともに,今後,教師としての資質を身につけなければならないという気持ちでいっぱいです。

勝美:本当に良かったですね。さて、教員採用試験の合格を目指して、髙部さんが力を入れてきたことはどのようなことですか。

髙部:とりあえず過去問をたくさん解いて,大分県に合わせた対策をしました。筆記対策が中心でした。

勝美:その結果,筆記試験はどうでしたか。

髙部:教職教養は準備が万全だったので良い点がとれました。小学校全科は,準備不足のため不安でした。案の定,得意だと思っていた分野で試験当日焦ってしまい,思うように点が伸びませんでした。

勝美:模擬授業や面接はどうでしたか。

髙部:模擬授業は時間配分がうまくできず,最後のまとめができませんでした。面接は,比較的うまく行ったと思います。笑顔で私の意欲を伝えられたと思います。

勝美:さて,残り少なくなった学生生活ですが,大学での4年間振り返ってみるとどうですか。

髙部:語学留学,模擬授業研究会の活動,東北震災支援活動など,いろいろなことに全力で取り組んできたことを思い出します。

勝美:これらの活動でいろいろな経験をし,得たことが多いと思います。それらを卒業後の教員生活にどのように活かしますか。

髙部:いろいろな人と関わり,人には様々な個性などがあることを知りました。おそらく,子どもたちも同じだと思うので,個々の子どもに応じた接し方を考えていきたいと思います。また,やる気だけでは行動できず,いろいろな情報や知識を得ることが必要なこともわかりました。今後は,子ども,教員同士,そして地域の人々との関わりにこのことを活かしていくつもりです。そして,子どもたちには,私が目を向けてきた様々なことを伝えていきたいと思っています。

勝美:それでは最後に、今後、どのような教師を目指すか教えてください。

髙部:まず,わかりやすい授業のできる教師です。これは,一番の基本だと考えています。そして,楽しい学級をつくり,子ども一人ひとりの居場所がある学級にしていきたいと思います。

勝美:それでは,故郷大分での髙部さんの活躍を期待しています。今日はどうもありがとうございました。

髙部:ありがとうございました。