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2013年8月31日(土)

【こども学科】小学校の先生になろう

7月末に行われた基礎演習Ⅰのキャリアガイダンス最後の授業では、教育実習(小学校)を担当する3名の専任教員(渡辺先生、森先生、勝美先生)が、小学校の先生の仕事とその魅力、小学校の先生になるための方法を説明して下さいました。

渡辺先生は、教育実習の様子をVTRで見せて下さいました。そして、授業中に子ども達が退屈してしまったという実習生の失敗を例に挙げて、「あえて間違った答えを提示することで、子どもの思考を刺激する」「図式化して状況を明確にする」「理由を子ども達に考えさせる」「教師がものわかりの悪い子になる」など、授業作りのパターンについて説明されました。

森先生は、国語の教科書に載っている元オリンピック選手が書いた速く走る方法(説明教材)の単元で、電子黒板を使った実習生の授業を紹介されました。その上で、子どもの立場や子どもの気持ちになって行う授業作りについて、勉強が苦手な子に対する配慮の仕方、環境作りなどの点から話して下さいました。

最後に勝美先生からは、「小学校の先生への道」として、介護等体験に参加すること、教員免許状を取得すること、教員採用試験を受験することについて説明がありました。小学校教員の初任給や生涯賃金についても話して下さいました。

小学校教員を目指してこども学科に入学した学生たちは、目を輝かせて聞いていました。