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2013年12月24日(火)

【こども学科】合格者インタビュー(その10)

松井寿々穂さんが大阪府公立学校教員採用試験に合格しました。そこで、ゼミナールを担当している山本先生にインタビューをお願いしました。

 

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山本:大阪府小学校教員採用試験の合格おめでとうございました。

松井:ありがとうございました。

山本:合格されてホットされていることだと思いますが、試験は大変でしたか。

松井:私は、3年生の時、大阪府教育委員会が開催する「教志セミナー」に合格し、そこで試験のための準備をさせてもらえたし、試験の傾向もある程度つかめたので助かりました。

山本:セミナーでの経験がどのように役立ちましたか。

松井:実に多様なプログラムが組まれていて、人権、マナー、指導技術、保護者対応にかかわる講義、合宿での野外活動や教育の問題についての討論、府内の小学校での実地実習、授業研究会への参加など実に盛りだくさんの内容に取り組む中で、教師となるための自覚や見識や力量が形成されていったように感じます。これらすべてが試験対策として十分に活かされたように思います。

山本:試験のための準備としては、ほかにどんなことをされましたか。

松井:セミナーに所属していたことで、1次試験は免除になりましたが、2次で小学校全科の筆記試験があったので、その対策として参考書、問題集を何度も繰り返しやって自信をつけるよう頑張りました。ある程度達成できたように思います。他に、小論文もありましたが、本学の森先生、渡辺先生にご指導いただいて十分な実力をつけることができました。模擬授業については、本学のキャリアセンターが指導講座を開いて手ほどきをしてくださいました。あとは友人同士集まって切磋琢磨しながら練習を繰り返しました。大学の先生やキャリアセンターのスタッフの方たちから厳しくそして暖かいご指導をいただいて合格の日を迎えることができたと深く感謝しています。

山本:おっしゃる通り、帝塚山は人を育てる大学だと私も強く感じます。最後に後輩へのメッセージをひとことお願いします。

松井:私は、入学したとき、保育士か幼稚園の先生になろうと考えていました。しかし、ボランティアや実習の中で、小学生の指導がとても大変で難しいと感じ、難しいなら頑張って小学校の先生になってやろうと決意を新たにしました。小学生への指導はこれからですが、困難に後ろ向きにならず、チャレンジ精神を持って前進することで道は必ず開かれると強く確信することができました。皆さんもぜひ頑張って夢を叶えてください。

山本:貴重なアドバイスをありがとうございました。