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2012年10月12日(金)

【こども学科】 小学校教員採用試験合格者インタビュー第1弾(4年生:礒島理恵子さん)

今年の夏、こども学科1期生が初めて教員採用試験に挑みました。その中、見事に奈良県小学校教員採用試験で2次試験合格を果たした4年生の礒島理恵子さんにインタビューをしてみました。聞き手はゼミ指導教員の森篤嗣准教授です。

森:この度はおめでとうございます。頑張りましたね。
礒島:はい、ありがとうございます。
森:3年半の学生生活を振り返ってみて、今回、合格につながった秘訣は何だと思いますか?
礒島:そうですね。やはり継続的な取り組みが活きたのだと思います。また、同じ小学校教員を目指す仲間と一緒に模擬授業や集団討論の練習をしたのも役に立ちました。
森:なるほど。
礒島:こども学科の先生方やキャリアセンターの職員の方々のサポートも大きかったです。3年次の教員採用試験のためのセミナーもためになりました(注:こども学科では、3年次に授業外で、大学で受けられる業者のセミナーの受講を勧めており、補助をしています)。
森:教員採用試験を受けてみて、予想と違ったなと思うところはありましたか?
礒島:面接重視、人物重視だったという印象を受けました。面接や集団討論でも、教育に対しての考え方というよりも、個人の人間性を問われました。
森:なるほど。まだ教員になっていない人に教育のことを問うというよりも、まずは人間性を見て、今後の可能性を測るという感じかもしれませんね。
礒島:実技試験でも反省がありました。ピアノは1年生のときから重要だと言われていて、みんな一生懸命に練習するんですが、歌なども難しく、甘く見ていたと思います。
森:なるほど。体育はどうでしたか?
礒島:マット運動は「できる」と思っていたのですが、思ったほど体が動かず焦りました(笑)。水泳は25mの最初だけを伏し浮きで、あとはクロール。フォームを見られていると思いました。
森:体育実技もあなどれませんね。さて、あと半年を切った大学生活では、どのようなことをしていきたいですか?
礒島:まずは卒業研究を頑張ろうと思います。テーマは「小学生の聞き取り能力の実際」です。あとは、4年後期は授業も少ないので、また仲間たちと一緒に模擬授業研究会などをして実践力を付けたり、教材研究などに自主的に取り組んだりして、来年4月からの小学校教員生活のスタートに備えたいと思っています。
森:それはいい心がけですね。こども学科1期生として、後輩たちの目標になるよう、今後も頑張ってください。

教育実習で使った教材を授業で披露

ゼミでの発表の様子