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2012年10月26日(金)

【こども学科】 小学校教員採用試験合格者インタビュー第3弾(4年生:澤井舞さん)

こども学科では京都・滋賀方面から通学している学生も大勢います。滋賀県からの遠距離通学をしながら勉学にはげみ、京都市の小学校教員採用試験に見事合格した、澤井舞さんにインタビューしました。聞き手はゼミ担当の岡澤哲子教授です。

P1010844.JPGのサムネール画像

岡澤:京都市小学校教員採用試験合格おめでとうございます。

澤井:ありがとうございます。すごくうれしいです。

岡澤:澤井さんは大学推薦で一次試験を突破しましたね。

澤井:はい。1回生からの成績が推薦の基準のひとつになるので、それは自分にとって魅力的でした。1回生から、欠席や遅刻をしないように気をつけ、講義や演習の授業をしっかり受け、良い成績をキープする努力をコツコツとしていましたから、推薦してもらえることが決まった時はうれしかったです。

岡澤:大学で推薦されても一次合格が約束されたわけではないから、推薦書類として提出する自己アピール文や小論文に力を入れていましたね。

澤井:はい。5月初旬でした。ゴールデンウィークも無関係でした。大変でしたが、自分を見つめなおす機会になったと思います。こども学科の多くの先生方にご助言いただきました。感謝しております。

岡澤:見つめなおす機会とは?

澤井:大学入学当初から、小学校教員になろうと思っていました。でも、1年生の初めから開講されている保育士資格や幼稚園教諭免許取得のための専門的な講義・演習の授業も、はじめは難しかったですがだんだん楽しくなってきて、乳幼児もいいなと迷った時期があったからです。小学校の先生になろうと思っていた自分の原点にきちんと立ち返ることで自分の将来を見つめなおすことができました。

岡澤:乳幼児期に関する勉強は、きっと小学校教員になって役立つのでは?

澤井:そう思います。必要な勉強なのではとさえ思えます。

岡澤:二次試験までの勉強を振り返って後輩に伝えたいことは?

澤井:同じ目標をもつ仲間がいなかったらきっとくじけていたと思います。仲間は大切です。合格した時に一緒に喜んでくれた友達に感謝しています。友達同士で面接や模擬授業の練習を何度も何度もしました。しかし、自分たちでははっきりとした成果が実感できず、これでいいのかと思い悩んだこともありました。本当に、がむしゃらでした。後輩には、できるだけ早く目標を見つけ、同じ目標をもつ仲間と一緒にコツコツ取り組むことが大切だと伝えたいです。

岡澤:合格まではたどり着きました。しかし、大切なのはこれからですね。4月からは京都市の小学校の先生ですね。研修があると聞きましたが?

澤井:はい。必修の研修と、任意の研修がありますが、全部頑張って受けます。4月からのために大学でまた仲間たちと一緒に授業研究や模擬授業の練習も続けています。こども学科で同じ目標を目指す仲間が得られたのは私の一生の宝物になると思います。

岡澤:ありがとうございました。

そのほかの小学校教員採用試験合格者、採用内定者のインタビューは、以下をご覧ください。

小学校教員採用試験合格者インタビュー第1弾(4年生:礒島理恵子さん)

児童養護施設採用内定者へのインタビュー(4年生:納田真理子さん)

小学校教員採用試験合格者インタビュー第2弾(4年生:永井知美さん)