News

2012年10月24日(水)

【こども学科】 小学校教員採用試験合格者インタビュー第2弾(4年生:永井知美さん)

今回、こども学科では、大阪府の小学校教員採用試験に8名が受験し、1次試験に5名合格(うち1名は他府県2次受験のため辞退)、そして2次試験を受験した4名全員が合格するという好結果を残しました。合格者のひとり、4年生の永井知美さんにインタビューを行いました。聞き手はゼミ指導教員の渡辺貴裕准教授です。

渡辺:大阪府の教員採用試験合格、おめでとうございます。

永井:ありがとうございます。

渡辺:永井さんは香川県の高松出身ですよね。なぜ大学入学のときから関西に出てきたんですか?

永井:小学校の修学旅行で京都・奈良・大阪に行ったんです。そのとき、奈良公園や猿沢の池、浮見堂を訪れて、奈良の雰囲気にあこがれて…。教師になりたいという気持ちもあったので、奈良にあって小学校の教師を目指せる帝塚山大学のこども学科を選びました。

渡辺:そうだったんですね。採用試験を大阪で受けたのは?

永井:大阪府の枚方市で、3回生のときから学校ボランティアをやってたんです。週に1回、授業に入って先生の補助をして。そうやって大阪の学校を訪れていると、先生と子どもの距離が近いというのを感じました。友達関係というのではなく、人情味が深いという感じです。それで、大阪の学校も良いかなと考え始めました。

渡辺:なるほど。大阪ならではの魅力があったんですね。大学ではどんなことを学びましたか?

永井:私は必ずしも勉強に熱心だったというわけではないのですが(笑)、でも、大学に来ていろいろな人と出会って、自分の視野が広がりました。自分に持っていないものを持っている人に出会って、こんなふうな生き方があるんだなというのを知って、刺激を受けました。

渡辺:では最後に、来年の春から大阪で先生になるにあたっての抱負を聞かせてください。 

永井:私が出会った大阪の先生は、授業を面白くして子どもの興味を引きつけたりしていました。それは私の地元ではあまり経験したことがなかったものでした。私も、人情味豊かな大阪の学校で、楽しい学級をつくっていきたいと考えています。

渡辺:どうもありがとうございました。

そのほかの小学校教員採用試験合格者、採用内定者のインタビューは、以下をご覧ください。

小学校教員採用試験合格者インタビュー第1弾(4年生:礒島理恵子さん)

児童養護施設採用内定者へのインタビュー(4年生:納田真理子さん)