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2011年10月13日(木)

【こども学科】 帝塚山幼稚園への見学実習(基礎演習IIより)

後期がスタートして3週間ほど経ちました。こども学科の1年生は、基礎演習IIで幼稚園・小学校見学実習、保育観察実習、専門講義を受講していきます。この日、30人弱のグループで帝塚山幼稚園への見学実習に行ってきました。

勝美学科主任など担当教員から、見学実習に当たっては服装や頭髪などに気をつけるよう言われていた1年生は、夏休みを経て開放的になっていた外見をきっちりと修正し、キリッとスーツを着て見学実習へ向かいました。

年齢による発達差を実感してもらうため、普段は年長クラス(5歳児)と年少クラス(3歳児)を見学するのですが、この日は年長クラスが芋掘りに出かけたということで、年中クラス(4歳児)と年少クラス(3歳児)の見学となりました。

写真のクラスでは、池や野原で見た生き物を思い出して、クレヨンやクレパスを使ってのお絵かきをしていました。それぞれの子どもの違いや、先生の子どもへの関わり、クラス運営への目配りなど、様々な点について気づきがあり、みんな熱心にメモを取っていました。

帝塚山学園は幼稚園から大学院までの総合学園です。帝塚山幼稚園や帝塚山小学校との連携により,こうした見学実習を1年生から組むことができるというのは、非常に大きなメリットであると言えます。この見学実習を機会に意識を高め,2年生で保育園実習、3年生で幼稚園実習、そして4年生で小学校実習と続いていく教育実習に役立てて欲しいと思います。

帝塚山幼稚園リズム室で勝美学科主任の説明を聞く

給食をもらうために並んでいる子どもたちを観察