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2011年7月14日(木)

【こども学科】小麦粉粘土とビックリ風船作り

7月4日の「保育実習事前事後指導Ⅰ」(担当:松尾純代講師・鶴宏史講師)では、2クラスに分かれて小麦粉粘土でお弁当作りとビックリ風船作りを行いました。

この授業は、8・9月に行われる保育所実習に向けて、実習の意義や目的の理解、記録の書き方、保育指導案の書き方、社会人としてのマナーなどを学ぶ科目です。今回は、部分責任実習(実習生が一日の保育の一部を担当する実習)に向けて、実践的な授業を行いました。

松尾講師のグループでは、小麦粉粘土でお弁当作りを行いました。

まずは小麦粉粘土を作りました。小麦粉、水、塩、油を混ぜてよくこねて、それから食紅でお弁当のおかずをイメージしていろいろな色をつけます。するとカラフルなお弁当の材料ができました。そして、お弁当作りに入ります。粘土をこねて形を整えて、オニギリや卵焼き、ウインナーなど様々なお弁当のおかずを作って、最後はお弁当箱に入れて出来上がり。受講生同士で見せ合うとともに、この活動には「感触を味わう」「いろいろな形を作ることを楽しむ」など、子どもの年齢や発達によって「ねらい」「活動内容」があることを学びました。

鶴講師のグループでは、保育指導案に沿って、ストローとビニール袋を使ったビックリ風船を作りました。ビニール袋に人の顔や動物、模様など思い思いに絵を描いてから、ストローとくっつけて、息を吹き込むと、絵が飛び出す風船の出来上がりです。受講者同士で発表し合いました。その後は、保育指導案を見ながら、「ビニール袋にストローをテープでくっつけるのは思ったより難しい」「3歳児では○○の部分は難しいから、××の援助が必要」「5歳児ではもっと○○なこともできるだろう」など、この活動の進め方や手順、配慮などを議論しました。



このように実践的な授業を通して、実習に取り組もうとしています。