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2011年1月28日(金)

【子育て支援センター】 第5回こども学講座「子どもと病気」が終了

2011年1月22日(土)、現代生活学部子育て支援センター「まつぼっくり」では、第5回こども学講座を開催しました。今回は、本学こども学科三上貞昭教授による「子どもと病気 ―子どもに関わる方々へ」のテーマでの講演でした。内容は、(1)よく罹る感染症と予防接種、(2)食物アレルギー、(3)こどもの生活習慣病についてでした。(1)のよく罹る感染症では、保育園や幼稚園でよくみられる感染症について、症状の映像を入れながら分かりやすく説明しました。引き続き、最近の予防接種の現状を説明しました。(2)の食物アレルギーでは、わが国では年々増加していることや、対処法、ショック時の自己注射(エピペン対応)について説明しました。(3)の生活習慣病では、子どもの肥満がどのように大人の生活習慣病に引き継がれていくのかについての説明を行いました。

当初は46名の申込みでしたが、厳しい寒さのなか当日の参加者は15名で、午後2時から2時間の講演でしたが、あっという間に時間は過ぎ、参加者は講演内容に聞き入り、映像に見入る充実した講義でした。講演終了後にも個別質問がでるほど、参加者のニーズに合った講演会となりました。

次回は、2月19日(土)午後2時から本学こども学科南憲治教授の「子どもの発達の道筋」の講演を行います。多数の方々のご参加をお待ちしております。

講師の三上貞昭こども学科教授