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2010年12月21日(火)

【こども学科】 保育所実習の報告会を行いました

12月18日(土)、こども学科において、今年の8月~9月に実施された保育所実習の報告会を行いました。この報告会は、保育所実習の事後指導の一環であり、実習の振り返りとまとめを目的としています。また、来年度、保育所実習を希望する1年生も出席し、より実習を知ってもらう機会としても位置付けられています。

保育所実習を経験した2年生90名が15のグループに分かれて、それぞれの実習で学んだこと、悩んだこと、実習の内容について報告をしました。そこでは、「保育士の仕事について深く学ぶことができた」「子どもの命を預かる責任の重さを実感した」「講義だけでは分からなかった子どもの発達などがよく理解できた」「1ヶ月は長いけれど、充実していた」など、一人ひとりが実習を通して多くのことを学んだことが伝わってきました。

また、1年生に対しては、自分たちの作成した名札や手作りおもちゃ、実習記録などを披露しながら、「実習は大変だけど自分のためになる」「手遊びをたくさん覚えてください」「あいさつはしっかりとして」など、アドバイスやメッセージを送っていました。その後は、1年生と2年生との質疑応答があり、報告会を終了しました。

1年生にとっては、来年度の自分たちの実習のための貴重なアドバイスが得られる場。また、2年生にとっても、他者の経験を聞くことで、あらためて自分の経験を見つめ直すことができる場です。このように、先輩や仲間との交流を通して、保育所実習での学びは増幅されています。

他の保育所ではどんな様子だったか、お互い気になります

実習で使った名札をスクリーンに映しながら、それを介した子どもとのやりとりを報告