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2010年11月18日(木)

こども学科の基礎演習 帝塚山幼稚園・小学校見学編

同じキャンパス内に学園の幼稚園・小学校があるのは、こども学科にとって大きな強み。それを生かして、1年生後期の基礎演習では、授業時間内に全員が、帝塚山幼稚園および帝塚山小学校への見学を経験します。

多くの学生にとって、園児や児童としてではない立場で幼稚園や小学校に行くのは初めて。しかし、だからこそ新鮮な驚きや発見が出てきます。

ただ数式を教えるのではなく、ひもを池の代わりにして、絵で例えて、子どもたちに分かりやすいようにしていた。先生が説明するのではなく、子どもたちに手を挙げさせ、前に出させて説明させていた。(小学校・算数の授業を見て)

歳が違うと発達が全然違うことをあらためて感じた。年長になるとしっかり返事や挨拶ができていてすごいなぁと思った。(幼稚園・年少クラスと年長クラスを見て)

現場に触れることで、学生のモチベーションも高まるようです。「小学校、すごくよかった!」「やっぱり幼稚園の先生になりたい!!って思った」など、学生は口々に興奮気味に話していました。こうして実践と理論との間を行き来しながら、本学のこども学科では学んでいきます。

子どもの様子は?先生の働きかけは? 帝塚山幼稚園にて

帝塚山小・池田教頭の話を真剣な面持ちで聞く学生たち