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2010年8月17日(火)

こども学科 2年生の保育所実習が始まりました

mDSC_0021.jpg猛暑が続く中、こども学科2年生の保育所実習が始まりました。保育士資格を希望する90名が、奈良・京都・大阪を中心とした49か所の保育所で計4週間の実習を行います。

学生たちにとって、これは幼稚園や小学校での実習にも先立つ、初めての実習。実習前の学生に尋ねてみると、「子どもといっぱい遊べる」といった期待とともに、「たくさんの子どもを一人一人見れるのか」、「日誌をちゃんと書けるか」といった不安の声も返ってきました。

本学こども学科では、実習をサポートするための体制を整えています。

まず、職員2名が詰める実習センター。実習先とのやりとり、学生への事前事後指導はもちろん、実習期間中の急病による欠席など突発的な出来事にも対応します。

次に、事前・事後指導の充実。事前指導では、学生は、実習記録や保育指導案の書き方から絵本の読み聞かせの実技まで、豊富な現場経験をもつこども学科の教員から学んできました。また、実習期間の前半・後半の狭間に設けられた帰校日には、学生は一旦大学に戻り、実習の自己評価や経験の交流・発表などを行って、後半の実習に備えます。

さらに、学科の全教員が分担して行う実習生へのケア。学生は実習先ごとにグループに分かれ、実習先での事前オリエンテーションが終わった段階で、その実習先を担当する教員に状況を報告してあります。その後、実習期間中に教員は担当の実習先を訪問し、巡回指導を行います。

ある学生が実習前に言いました。「(実習は)自分の夢が4週間だけは実現できる期間」。大学でしか学べないことがあるのと同様、実際の保育の現場でしか学べないことがあります。実習、最後までガンバレ!2年生。