教育学部こども教育学科

小学校教諭・幼稚園教諭・保育士の学びを通じ
子どもの成長を長期的に支えられる教育者に

あなたが描く理想の先生像は? こども教育学科では、時代を先取りした知識スキルを持ち、自分の強みを生かせる教員・保育者をめざします。「小学校教諭」「幼稚園教諭」「保育士」の3資格を同時に取得できるため、保育所、幼稚園から小学校へと連続する子どもの育ちについて深く知ることができます。採用試験の合格率も高レベル! あなたの合格を教員・教職支援センター、一丸となって後押しします。

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こども教育学科でこう学ぶ

未来を担う子どもたちを
長期的な視点で育てる
教育者・保育者へ
  • 総合学園の連携力で真のプロを育成

    3資格の学びに加えて、帝塚山幼稚園・小学校での実習を通じ、長期的に子どもを支えられるプロを育成します。
  • 地域のプロジェクトで教育の実践力を培う

    地域の子ども支援ボランティアや、子育て支援センター体験型教育プログラムといったプロジェクトで実践力を培います。
  • 英語やデータサイエンスなど新しい学びに対応

    小学校の必修科目となった英語の「話す力」と「教える力」を養い、データサイエンス教育に必要なスキルも学修します。
  • 元教員・保育経験者によるサポート

    学部内の「教職支援センター」では、1年次から教員採用試験・幼保公務員試験の合格を元教員・保育経験者がサポート。

なにを学ぶ?

総合学園ならではの
実践的な環境で身につける
リアルな現場力

教員や保育者になるための学びと未来像

3資格取得のための、
ステップ式実習サポートで
確実な現場力を

小学校教育コース、幼児教育・保育コースともに3資格取得可能

小学校教諭・幼稚園教諭・保育士の3資格または2資格を取得し、保育所や幼稚園から小学校への長期的視野で、子どもの成長を支える実践力を身につけます。

ステップ式実習サポートで安心して現場へ

帝塚山学園でのリフレクション実習やトライアル実習の後、自信をつけて外部実習へ。学外実習中は教員と実習センターが完全サポートします。

教職支援センターを中心にキャリアセンター・
教師塾との連携で合格まで徹底サポート

教職支援センターで「採用試験合格」から実践力養成まで徹底サポート

教職経験のある指導者と専任教員が協働し、1年次から採用試験合格へ向けてバックアップ。確実に「先生」へと導きます。

80%程度の高い小学校教員合格率! 過去3年でぐんと上昇した公立幼稚園・保育所の合格率

小学校教諭採用試験現役合格率
公立幼稚園・保育所合格率
私立幼稚園・保育園合格率

教育・保育がぐっと面白くなる学び

  • 基礎演習Ⅰ(トライアル実習Ⅰ)

    子どもの現場を知り保育の現実と本質に触れる
    小学校や幼稚園、子育て支援センターなどで観察実習を行い、専門教育に必要な基礎的知識を学びます。準備から事後の振り返りまでの流れの中で、子どもの様子を観察することで教育・保育の現実と本質を探る力を養います。グループワークやフィールドワークなどのほか、講義形式やeラーニングでも学びを深めます。
  • 保育内容(健康)

    「健康な生活」の基礎を
    乳幼児期から築く方法を学ぶ
    人間が生きるためのベースとなる「健康な生活」。その基盤を乳幼児期からどう築いていくかを学びます。乳幼児の体の発達や運動発達、生活習慣の形成、運動への意欲、乳幼児期に必要な運動体験の基本などを、小学校の体育科とのつながりを含めて理解します。また、保育目標の達成に向け、総合的に指導・援助する方法も学びます。
  • 算数科教育法

    現場経験豊富な教員から学ぶ
    実践的な算数科の授業設計
    小学校の算数科における教育目標を理解し、学習指導要領をふまえた授業設計を行う方法を身につけます。講義はプレゼン形式で、児童用の教科書や映像を使ってスムーズに理解を深めます。学校現場での勤務経験を持つ教員が、そのスキルを生かして指導する授業であり、小学校教諭免許を取得するための必修単位となります。
  • 幼児と表現

    表現の多様性について理解を深め
    幼児の表現活動を支える感性を磨く
    造形表現活動の意義や目的について理解を深めるため、子どもの造形表現活動の支援につながる知識・技能・表現力を身につけながら、保育者としての資質と能力を養成します。また、絵本作りを通じて、幼児の発達に寄り添った保育の方法を理解。表現の多様性を学び、幼児の造形表現活動を支えるための感性を豊かにします。

実践的な取り組み

これぞ実学!
「こども教育4ユニット」と
「てづかのこどもアクティブ・ラーニング」

知識×実践 自分に合った強みを身につける「こども教育4ユニット」

デジタルリテラシーや福祉の知識、絵本や音楽を通じて感性を磨くなど、通常のカリキュラムに実践型の学びを融合させた4つのユニット。自分に合ったユニットを選択して、時代の要請に応える「プラスα」の力を身につけた小学校教諭や保育者をめざします。必要な単位を修得することでユニット修了が認定されます。

データサイエンス教育ユニット

データサイエンス関連科目

×

プログラミング教育入門(ロボット教室)

これからの時代に必須とされるデータサイエンスやプログラミングを自ら教えることのできる教員へ。

福祉力養成ユニット

福祉関連科目

×

オレンジリボン運動※

児童虐待や貧困問題、ヤングケアラーなど、教育現場から子どもの福祉課題に対応できる教員へ。※オレンジリボン運動:子どもの虐待防止を呼びかける市民運動。

認定絵本士養成ユニット

認定絵本士養成講座科目

×

おはなし会

認定絵本士の資格を取得し、奈良市立図書館の「おはなし会」にボランティアとして参加。絵本や紙芝居を現場で生かせる保育者や教員へ。

音楽表現力養成ユニット

音楽関連科目

×

スチューデントコンサート

音楽関連科目を学び、スチューデントコンサートを開催。音楽で子どもの心を豊かに育てる保育者や教員へ。

「認定絵本士」の資格取得ができる、奈良県で唯一の大学

子どもの言語力や理解力、感性などの発達に欠かせない絵本の専門家であることを証明する民間資格が「認定絵本士」です。教育学部は絵本専門委員会(事務局:独立行政法人国立青少年教育振興機構)から認定を受けている認定絵本土の養成機関であり、2024年4月時点でこの資格を取得できるのは全国で60機関。奈良県では本学だけです。認定絵本士養成講座「こどもと絵本II」では、専門家を講師に迎えた講義や絵本の読み聞かせテクニックを学ぶワークショップなど、知識と実践の双方からプログラムを展開。学生たちには絵本の魅力や可能性を伝え、読書活動を充実させる役割が期待されています。

実践的なプロジェクトに取り組む、てづかのこどもアクティブ・ラーニング

  • 学生によるオレンジリボン運動

    子どもの虐待を予防するためのオレンジリボン運動を推進するプロジェクト。ポスターやSNS開設などで運動を展開し、保育者や教員になる学生が自分ごととしてとらえられるように活動しています。
  • 認定絵本士によるおはなし会

    認定絵本士の学生が、地域からの要請を受けて、奈良市立中央図書館やこども園などで、絵本の読み聞かせや、学生自身が制作した「言の葉紙しばい」を実演するプロジェクトです。子どもたちにおはなしの楽しさを伝えます。
  • スチューデントコンサート

    年に一度、地域の公民館のホールで学生たちが日ごろの音楽表現の成果を披露します。司会進行や裏方も学生が務めます。地域の方にも楽しんでもらえるこのイベントは、すでに10年目を迎えるプロジェクトです。
  • てづかのこどもフェス

    学生が準備から当日の実施まで運営全体に携わり、地域の子どもたちと保護者を招待して交流するプロジェクトです。絵本やアート、運動、シャボン玉づくりなどさまざまな活動を実施し、楽しい時間を提供します。
  • 18号館まるごと「こども美術館」

    学園内連携事業の一環として帝塚山幼稚園・小学校の子どもたちの作品を学内に展示し、学生が積極的に子どもたちを案内します。学生が子どもの感性に触れるプロジェクトです。
  • 子育て支援センター × 体験型教育プログラム

    地域の子育て支援事業を実施している大学の施設、「子育て支援センター(まつぼっくり)」において、おわりの会を学生主体で準備運営しています。子どもだけでなく、保護者とのかかわりも学べるプロジェクトです。