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2026年6月19日(金)
【経済経営学部】「キャリア演習(国際観光)」第7回、奈良観光協会による特別講座を実施しました
6月4日、「キャリア演習(国際観光)」において、奈良市観光協会の高橋一様をお招きし、「奈良市観光の現状と展望」をテーマにご講義いただきました。
講義では、「政策としての観光」「奈良市観光の現状と課題」「観光開発の阻害するもの」「奈良の本当の姿とは?」の4つのテーマを中心に、具体的な事例を交えながらわかりやすく解説していただきました。
高橋様は、観光は経済的効果のみが評価される傾向がある一方、その本質についてより深く考える必要があると指摘されました。また、奈良の本質的な価値は、「癒し」と「学び」にあり、奈良ならではの魅力を再認識する機会となりました。さらに、奈良市の課題は、「客が来ないこと」ではない、「来ているのに、町の価値と経済に十分変換できていないこと」にあることについてもご説明いただきました。
講義後の質疑応答では、履修生からは「奈良で働く人や奈良へ通勤する人が少ないことが、飲食店の少なさやまちの賑わいに影響しているのではないか」という意見が出されました。また、奈良には一定数の観光客が訪れているものの、その多くが日帰り客であることから、宿泊施設やナイトコンテンツの充実、回遊性の向上などの課題とその対策について活発な議論が行われました。
今回の講義を通じて、学生たちは観光を単なる集客や経済効果の視点だけではなく、地位の価値創造や持続可能なまちづくりという視点から考える重要性を学ぶことができました。

