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2026年3月13日(金)

【経済経営学部】第14回実践学生発表祭で「大学生のAI利用」に関する研究成果を報告!

14回「実学の帝塚山大学」実践学生発表祭において、経済経営学部の𠮷野ゼミの3年生が「大学生のAI利用の現状と学習意欲や成果に与える影響」と題した研究発表を行いました。

 
今回の研究では、帝塚山大学同窓会(わかみどり会)から助成金の支援を受け、本学経済経営学部の学生96名と、全国の他大学生157名を対象としたアンケート調査を実施しました。急速に普及する生成AIが、学生の「自律的学習意欲」や「学習成果(大学の成績)」にどのような影響を及ぼしているのかを定量的に分析しました。


AI利用の効果と課題
定量的な分析の結果、学生のAI利用には以下のような効果があることが明らかになりました。

²  AIを利用した時に「期待以上に効果があった」(期待確認)と実感すると、「学習効率が高まると思う」(有用性認知)ほか「学習に対する不安が軽減される」(ポジティブな感情)ため、さらにAIを使い続けたいと思う気持ちが高まる(継続利用意向)。

²  AIを継続的に使うと、学習成果も自律的な学習意欲も高まる。なかでも、学習意欲に対する効果が大きい。

活発な議論:主体性を引き出すAIの使い方とは
発表後の質疑応答では、会場から「AIの使い方によって学生の学習意欲が高まる程度が異なるのか」、「学生のAIの使い方の違いの要因は何か」といった鋭い質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。

ゼミ生たちは分析に基づき、以下のような提言をまとめました。

²  学生は「手間を省く」「成績を上げる」といった外発的動機でAIを使う場合と「学びを深める」という内発的動機で活用している場合で学習面への効果が違うと指摘しました 。

²  AIを単なる「答え合わせ」や「レポート代行」に使うのではなく、自分自身の考えを深めるための「自問自答のツール」として活用すべきであると強調しました。


今回の発表は、データに基づき学生のAI利用とその効果を客観的に捉え、具体的な提案を提示した非常に実践的な内容でした。経済経営学部では、今後も社会の変化に伴う課題や疑問に関する研究と実践を積み重ねていきます!

 

発表の様子①

発表の様子②

発表の様子③

帝塚山大学の結果