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2025年5月20日(火)
「財政教育プログラム」グループワークを実施しました
5月16日、「金融・財政の現状」(近畿財務局)の授業において、近畿財務局奈良財務事務所の協力を得て「財政教育プログラム」のグループワークを実施しました。
近畿財務局奈良財務事務所の藤井友気氏から財政の現状に関する授業を受けた学生たちは、グループに分かれて予算編成について話し合い、社会保障への歳出を5%減額した場合、消費税を10%減額した場合など、さまざまなケースをタブレット端末を用いてシミュレーションしました。
学生たちは「子どもを育てやすい環境を作るにはどうしたらよいか」「法人税を増額してしまうと企業が法人税の安い国に出ていってしまう」「高度経済成長期から60年くらい経つなかで下水道などのインフラのために公共事業の予算は必要」など、議論を重ねながら予算案を編成していました。
代表して2つのグループが完成した予算案について発表し、どちらの予算案が望ましいかの投票が行われました。本日のグループワークで気づいた内容をきっかけに、財政学・マクロ経済学などの学部専門科目やそれぞれのゼミで学習を深めていってもらいたいと思います。