【経済経営学部】近鉄講座「観光ビジネス入門」第11回“観光列車にみる鉄道観光輸送の特性”

経済経営学部では、近鉄グループホールディングス株式会社による提供講座「観光ビジネス入門」は、近鉄グループホールディングス株式会社様にご協力いただき実施するものです。運輸事業、不動産事業、ホテル・レジャー事業等、暮らしに関わる多様なグループ会社から各方面での責任者等、豊富な経験を有する素晴らしい講師陣にご担当いただきます。

第11回目の講義では、近鉄日本鉄道株式会社　企画総括部　光野英織氏に迎え、「観光列車にみる鉄道観光輸送の特性」をテーマに講義をしていただきました。講義内容として、近鉄について、鉄道事業における観光輸送、観光特急「しまがぜ」の概要および開発の経緯、新型一般車両　8A系、さらにその他の観光専用列車について、多角度な視点から講義をしていただきました。講義の中では、鉄道はこれまでは単なる「移動手段」の一つとして捉えられてきたが、顧客のニーズや環境の変化に伴い、今後は鉄道車両に乗ることや鉄道による移動そのものが「旅の目的」となるような車両の魅力を高めることで、競合と差別化を図り、誘客を進めていく必要があるとの話をいただきました。

講義後には学生から質問が寄せられ、講師からは丁寧な回答が示されました。今後も、学生たちの積極的な授業参加を期待しています。