２年生アドバンスプログラムの調査報告会を実施しました

アドバンスプログラムは，選抜された学生を対象とした“ひとつ上を目指したい”学生のための授業です。入学年度によって異なるテーマが設定されており，２年生アドバンスプログラムのテーマは，「ビジネス力+データサイエンス力+就職力」です。当プログラムでは後期に機器を活用した調査を実施し，そのデータを処理・分析する取り組みを進めてきました。本取り組みでは，オムロンソフトウェア株式会社様，また株式会社不二家商事様にご協力いただきました。ご協力深く感謝申し上げます。

1月27日（金）に学生の３グループが調査報告会で発表しました。当日は，オムロンソフトウェア株式会社小薮様，内田様，オムロンソーシアルソリューションズ株式会社佐藤様，株式会社不二家商事樋口様，蓮花学長，心理学部水野学部長，谷口学科長，経済経営学部川村先生に参加いただきました。昨年10月には調査企画の発表会を実施しており，その際の調査へのアドバイスを踏まえて調査設計を行い，調査の実施，データ処理・分析を進めてきました。発表後の質疑応答では，参加した方々から調査に関する質問や今後の課題など多くのコメントを頂戴しました。アドバンスプログラムの授業にご参加いただき誠にありがとうございました。

今回の発表までには，実験の最中に思いがけないハプニングがあったり，予想と違う分析結果にどう解釈するか議論したり，さまざまな経験をしました。また，実際にビジネスの現場にいらっしゃる方，他学部の先生方を前にした発表，質疑応答は大きな自信にもつながったと思います。アドバンスプログラム生たちが今回の経験を今後の活動に活かしてくれることを期待します。

今回の調査テーマ
・「環境と食堂での意思決定の関係」：食堂メニュー８品の販売数を予測する分析を行いました。（写真1）
・「オムロンの環境センサ　学力調査」： BGMの有無で暗記や計算問題のスコアに差が出るのかを実験で検証しました。（写真2）
・「照度とパフォーマンス　効率を良くするための秘訣」：照明のタイプの違いでテストスコアに差が出るのかを実験で検証しました。（写真3）