News

2022年2月19日(土)

経済経営研究所主催「冬の研究フォーラム」が開催されました

2月14日、経済経営研究所では「冬の研究フォーラム」を開催し、経済経営学部の教員2名の研究発表が行われました。

農業経済学が専門の中川雅嗣准教授からは、「日本の食料自給率と農業発展」と題して講演がありました。統計データを示しながら、食料問題を詳説いただきました。特に、食料自給率について時系列や国際比較などさまざまな観点から問題を提示していただき、問題の深刻さが改めて認識されました。

コーポレートファイナンスが専門の郭チャリ助教には、「日本企業の海外展開と財務への影響」と題して、企業の国際化に関する3つのご自身の研究を講演いただきました。「国際化と財務パフォーマンス」、「国際化と企業リスク」、「国際化と株式流動性」という研究テーマについて、日本の上場企業の財務データを用いて丁寧な実証分析を行っており、企業の国際化に関する包括的な研究内容をわかりやすく説明していただきました。

このフォーラムは教員が研究について意見交換ができる場となっており、経済経営学部のみならず学園前キャンパスの教員、職員にも参加いただき、非常に活発な質疑応答がなされました。
経済経営研究所は、今年度、秋は対面形式、冬はzoomによる遠隔形式で研究フォーラムを実施しました。今後も教員の研究成果を内外に発表していきたいと考えています。