2019年11月6日(水)
株式会社紅中様によるご講義が行われました
企業の方々を講師におむかえしている、経済経営学部「キャリア演習D」(経済学部「特殊講義(企業人から学ぶ地域経済の現状)」)、第4回は株式会社紅中様によるご講義です。講師は、総務人財開発室 有持正博様、千葉遼子様です。株式会社紅中様は、大阪市に本社を置く68年の歴史を持つ建材商社で、住宅建築資材の卸売業、各種産業用木質資材の加工・販売等を主な事業とされています。
講義は、会社概要のご説明から始められました。主軸事業である木質資材事業に関しては、原材料から消費者に届くまでの流れや関連する業界について、空間資材事業に関しては、「家を建てるために必要なものは何かわかりますか?」と質問されながら取り扱うアイテムについて、「総合空間創造企業」である株式会社紅中様の事業内容を、わかりやすくご説明いただきました。木材の専門商社であることのご説明に続き、そもそもなぜ商社が必要か、ということについても、わかりやすい図を使って解説されました。
後半は、関係する業界と今後についてご教示いただきました。新設住宅着工戸数の推移などについて、リーマンショックや消費税率の上昇といった社会経済的背景も交えてご説明いただきました。ルート営業についての具体的なお話には、学生も興味深く聞き入っていました。
最後は、会社のアットホームな雰囲気やチャレンジ精神を大切にする社風についてご紹介されました。社員インタビューや入社後の研修について、多くの写真をご提示され、学生にもイメージしやすい内容でした。質疑応答では、学生からの「最近始めた事業とはどのようなものか」「女性が働きやすいと感じる具体的なことは」などの質問に丁寧に答えていただきました。受講した学生からは「多岐にわたる事業展開がすごいと思った」「商社について、存在理由や必要性などがよくわかった」「研修制度が充実していて、働きやすい会社だと思った」という感想が出ました。
今後半年間の講義の様子は、引き続き当ホームページにてご紹介する予定です。