2019年10月15日(火)
今年も企業の方々によるリレー講義が始まりました
毎回、地域経済の現場で活躍される方々を講師とし、「生きた経済」を学ぶことを目的の一つとしている経済経営学部「キャリア演習D」(経済学部「特殊講義(企業人から学ぶ地域経済の現状)」)の講義が始まりました。
第1回は、アイテック株式会社様です。管理部の黒木文史郎様、乾大輝様にご講義いただきました。アイテック株式会社様は、創業から38年にわたり、総合エンジニアリング企業として官公庁の浄化センター、浄水場、環境プラント、高速道路などの大型施設全体のオペレーションと保守・保全、ならびに、上下水道施設で水質分析を行ってこられた会社です。
講義は、社名の由来のご紹介に始まり、企業概要のご説明、続いて会社紹介のDVDを観ることで、「社会に貢献できる会社」であることや、良い社風の様子を伝えていただきました。
後半は、学生時代にやっておいてほしいことや、「時間の使い道」や「責任感」についての学生と社会人の違いなど、ご経験に基づいた貴重な話を分かりやすくお話いただきました。講師の黒木様は本学経済学部を昨年3月に、乾様は本学法学部を今年3月に卒業された先輩ということもあり、学生たちは親しみと尊敬を感じながら話をきいていました。
受講生は、熱心にメモを取りながら、耳を傾けていました。受講ノートには「あまり表には出てこないが、人々の生活に欠かせないものを支えるという、やりがいのある仕事だと思った」「『社員は家族』という企業理念のとおり、アットホームな会社だと思った」という感想がありました。講義の最後には、受講生から「これまで理系の教育を受けていないが大丈夫か」「採用では学生のどういうところをみているのか」などについて質問があり、講師の方から丁寧にご回答を頂きました。
今後半年間の講義の様子は、引き続き当ホームページにてご紹介する予定です。