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2019年8月5日(月)

アドバンスクラスの公聴会が実施されました

経済経営学部のアドバンスクラスでは、7月26日(金)の最終授業日に、この半期に検討してきた「奈良県への政策提案」に関する発表を、2チームに分かれて行いました。

1チーム目のテーマは「若者よ、奈良を歩け~ルートマップで伝える奈良の魅力」というものです。奈良では観光客のうち若者が占める割合が低いことから、若者に何度も足を運んでもらえるよう、女子向け、1人向け、カップル向けなどのルートマップを作成、発信することで、奈良の魅力を伝えていこうとする提案が発表されました。

2チーム目のテーマは「奈良の魅力を再発見~みんなでつくる魅力交換マップ」です。魅力交換マップとは自分の知っている奈良県の魅力を他の人と共有し、奈良県の隠れた魅力を再発見してもらおうとする政策提案です。具体的には、奈良県の地図が表示されたモニターを設置しスマホから奈良県の魅力を送信すると地図に魅力が表示。集められた魅力は他の人にも共有され、新しい魅力を知ることで、奈良県に対する愛着や、県内消費の向上が見込め、奈良県民が今よりも奈良を好きになるのが目的であるという内容です。

公聴会には6名の教員が参加をし、専門的な立場から、学生に多くの質問やアドバイスを投げかけました。学生は今まで熱心に取り組んできた提案であるものの、不足点や課題があることを、あらためて認識し、気持ちを引き締めたようでした。

アドバンスクラスはまだ始まったばかりですが、全教員が見守りながら育てていく姿勢を貫いていきます。そして、今回の経験がアドバンス生の次の努力や創意工夫等につながっていくことを願っています。