デジタル博物館

収蔵資料について

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帝塚山大学デジタル博物館

帝塚山大学附属博物館は、平成16(2004)年4月1日に開館いたしました。博物館では考古・美術・民俗・歴史各分野の資料を所蔵しており、大学教育に活用、またそれらの資料を公開し、開かれた大学の一環として、社会に貢献していこうと考えています。このデジタル博物館では、所蔵資料のうち主要なものを紹介しています。

資料解説

考古

考古資料はほとんどが古瓦で占められています。日本だけでなく、中国や朝鮮半島の瓦があります。とりわけ、朝鮮半島のものが多く、楽浪時代の磚(せん)をはじめとして、高句麗・百済・新羅・統一新羅・高麗・朝鮮など、各時代の古瓦約3000点所蔵しています。日本の瓦には瓦作りがはじまった飛鳥時代のものから江戸時代のものまで、各種の瓦があります。

民俗

民俗資料には多彩なものがあります。神仏に願いを掛けた絵馬、祭りに使う面、漆器や木地の食器類、木綿や絹の着物、嫁入り籠などです。その時代は安土桃山時代から昭和初期にかけてものですが、これらの資料によって少し前の時代の人々の暮らしの様子を知ることができます。

美術

美術資料には金工品や蒔絵、陶器、絵画などがあります。中国古代の鏡や和鏡は非常に状態が良く、貴重な資料です。その他、奈良時代に国家鎮護のために制作された百万塔や江戸時代初期に親しみやすい題材で民衆絵画として人気の高かった大津絵などがあります。

歴史

歴史資料には、古文書や経典、書籍、地誌、絵画などがあります。経典には平安時代後期(12世紀)に制作された『大般若波羅密多経』など貴重なものがあります。帝塚山大学が推進する奈良学に関連する資料としては、『奈良博覧会物品目録』(明治8年)や『法隆寺宝物図』(明治時代)、『南都名所記』(嘉永5年)などがあります。

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