教員紹介データベース


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 基本情報


氏名 後藤 博子
氏名(カナ) ゴトウ ヒロコ
氏名(英字) GOTO HIROKO
学部・学科 文学部日本文化学科
職名 准教授・学科長
出身学校・専攻 大阪市立大学・文学部国語国文学科
出身大学院・研究科 大阪市立大学大学院・文学研究科国文学専攻
学位・資格 博士(文学)
本学での担当科目 芸能史
研究内容 【日本近世演劇、文学】
江戸時代の文学を研究しています。特に人形浄瑠璃と歌舞伎をテーマに、本文解釈に取り組み、上演記録や絵画なども手がかりにしながら、作品のおもしろさを探っています。
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=990108
ひとことメッセージ 江戸時代から続く歌舞伎や文楽の魅力を一緒に楽しみましょう。

 研究キーワード

研究キーワード
人形浄瑠璃・歌舞伎
日本近世文学・演劇

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
近松半二浄瑠璃集 二 阪口弘之・後藤博子 国書刊行会(叢書江戸文庫) 19960400 共著 pp. 99〜175,468〜475 「姻袖鏡」校訂本文・解題
歌舞伎浄瑠璃稀本集成 鈴木博子 八木書店(演劇研究会編) 20020500 共著 pp.305〜317 ,507〜511 「かまた」翻刻・解題
アメリカに渡った物語絵 鈴木博子 ぺりかん社(国文学研究資料館編) 20130300 共著 pp.206〜216 第4章「時代浄瑠璃の女性登場人物」
コロンビア大学との共同研究の成果。ニューヨーク公共図書館で調査した資料を用いて、和泉太夫と近松作品の女性登場人物の意義について考証した。
文化現象としての源平盛衰記 後藤博子 笠間書院 20150530 共著 Ⅳ「演じられた源平の物語」
5「土佐少掾の浄瑠璃における軍記の利用方法─「故事来歴」の趣向化─」
古浄瑠璃の作品において、『源平盛衰記』や『曽我物語』などの軍記は先行文芸として重視されてきた。軍記の知識をもとに、それらに所載の故事来歴を自在に利用しながら、新たな趣向として構成していく方法も駆使された。本稿では土佐少掾の浄瑠璃において、軍記の故事がいかに趣向化されたかを三つの事例を挙げて検証している。

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
薩摩外記と上方浄瑠璃 鈴木博子 単著 『大阪市立大学文学部創立五十周年記念国語国文学論集』 和泉書院 365 382 19990600 近松の初期作品が江戸の浄瑠璃太夫薩摩外記によって利用された事例を指摘し、歌舞伎界との関係について考証した。
東西浄瑠璃界の交流と土佐少掾 鈴木博子 単著 藝能史研究 藝能史研究會 153 11 25 20010400 西鶴の浄瑠璃作品『凱陣八島』への古浄瑠璃利用を指摘した。さらに江戸の浄瑠璃太夫土佐少掾における東西交流の実態について考証。
江戸半太夫の語り物-『黒小袖浅黄帷子』『丹波与作知略馬士』を中心に- 鈴木博子 単著 文学史研究 大阪市立大学国文学教室 42 17 29 20011200 江戸半太夫について、国会図書館所蔵の正本や上演記録などを網羅して具体像を浮かび上がらせた。『文学・語学』175号(平成15年)「平成十三年度国語国文学界の動向」で河合眞澄氏より「芸能、文学両面の研究を融合させていて、今後の近世演劇研究の一つの範ともなる論である」との評価を受けた。
加賀藩前田家記録にみる元禄〜享保期江戸演劇界 鈴木博子 単著 演劇研究会会報 演劇研究会 29 26 55 20030600 加賀藩前田家の史料から、歌舞伎や浄瑠璃など演劇上演記事を抽出して紹介。さらに土佐少掾の没年考証により、没後とされてきた正本刊行が生前であったことを立証した。
屋敷方における御出入り役者の動向 鈴木博子 単著 歌舞伎研究と批評 歌舞伎学会 31 133 146 20030800 岡山藩池田家の上演記録類を手がかりに、大名家のお出入り歌舞伎役者の動向について明らかにした『国文学解釈と教材の研究』49巻5号(平成16年)「学界時評・近世」で西田耕三氏より評価を受けた。
江戸の屋敷方における操・歌舞伎 鈴木博子 単著 都市文化研究 大阪市立大学都市文化研究センター 3 152 164 20040300 大名屋敷が重要な位置を占める江戸の都市環境と演劇界の関係を考証した。江戸の説経太夫天満八太夫の半紙本シリーズの成り立ちについても解明している。大阪市立大学COEへの協力を兼ねる。
元禄期和泉太夫座について 鈴木博子 単著 文学史研究 大阪市立大学国文学教室 44 10 21 20040300 金平浄瑠璃の発信源であった和泉太夫座について、元禄期を中心に考証。「牧野備後守家御成記」の将軍綱吉らの観劇記事も紹介した。
享保期江戸歌舞伎における屋敷方と芝居町の一様相 鈴木博子 単著 藝能史研究  藝能史研究會 174 24 40 20060700 享保十二年に江戸の加賀藩邸で、中村座や市村座の人気役者を集め、能舞台を利用した大がかりな歌舞伎が催された事例を指摘し、番付を書き留めた藩士の記録をもとに、上演実態や芝居町との関係を考証した。
土佐少掾と元禄歌舞伎 -『薄雪』を中心に-」 鈴木博子 単著 近世文藝 日本近世文学会 87 1 13 20080100 土佐少掾の「薄雪」初演時期を推定し、中村七三郎の当たり狂言であった歌舞伎「薄雪」との影響関係について解明した。これにより、平成二十年度歌舞伎学会奨励賞受賞。
元禄歌舞伎若女方の動向 -藩邸上演記録を資料として- 鈴木博子 単著 国文学研究資料館紀要 国文学研究資料館 34 99 117 20080300 江戸元禄歌舞伎の人気若女方である谷島主水、荻野沢之丞、袖岡政之助について、藩邸上演記録などを手がかりに活動を解明した。
加賀藩『御能方』にみる土佐少掾座の操りと間狂言 鈴木博子 単著 文学史研究 大阪市立大学国文学教室 49 86 106 20090300 加賀藩の記録『御能方』に記載された、人形浄瑠璃上演記事を取り上げ、土佐座で操りや間狂言がどのように演じられたかを考証した。
操狂言太夫小山次郎三郎の動向 鈴木博子 単著 藝能史研究  藝能史研究會 186 37 51 20090700 江戸を代表する人形遣い小山次郎三郎の名跡について、代替わり時期を指摘し、約六十年にわたる座の活動を具体的に解明した。
大名屋敷における芝居享受─対馬藩宗家を中心に─ 鈴木博子 単著 帝塚山大学人文学部紀要 帝塚山大学人文学部 31 43 52 20120300 対馬藩の演劇関係記事を中心に、大名屋敷における演劇上演の実態や意義を考証し、国元へ運ばれた文化的な影響について考証した。
対馬宗家文書『江戸藩邸毎日記』歌舞伎・浄瑠璃等上演記事(寛永五年から貞享三年まで) 鈴木博子 単著 演劇研究会会報 演劇研究会 39 49 74 20130500 対馬藩宗家の江戸藩邸における記録から、歌舞伎・浄瑠璃等の上演記事を抽出して紹介し、解説を加えた。
対馬宗家文書『江戸藩邸毎日記』歌舞伎・浄瑠璃等上演記事(元禄元年から八年まで) 鈴木博子 単著 演劇研究会会報 演劇研究会 40 25 52 20140500 対馬藩の江戸藩邸の史料から抽出した歌舞伎・浄瑠璃等上演記事を、元禄前期について翻刻紹介した。
源九郎狐と大和郡山藩の稲荷 後藤博子 単著 伏見稲荷大社 58号 208 225 20150211 研究論文 『義経千本桜』で知られる「源九郎狐」について、その成立と、大和郡山の源九郎稲荷との関連との二点から検証した。近世初期から通力自在の古狐としてさまざまな形で描写され、源九郎義経と関連づけて描かれる事例を経て、『義経千本桜』における造形につながったことを述べた。さらに、大和郡山の洞泉寺の稲荷小社が源九郎稲荷として祀られ、周知されるようになった経緯についても論証している。
対馬宗家文書『江戸藩邸毎日記』歌舞伎・浄瑠璃等上演記事(元禄九年) 後藤博子 単著 演劇研究会会報 演劇研究会 41 31 42 20150520 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 対馬藩の江戸藩邸の史料から抽出した歌舞伎・浄瑠璃等上演記事を、元禄九年について翻刻紹介した。
対馬宗家文書『江戸藩邸毎日記』歌舞伎・浄瑠璃等上演記事(元禄十年から十四年まで) 後藤博子 単著 演劇研究会会報 演劇研究会 42 22 44 20160430 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 対馬藩の江戸藩邸の史料から抽出した歌舞伎・浄瑠璃等上演記事を、元禄十年から十四年までについて翻刻紹介した。
対馬宗家文書『江戸藩邸毎日記』歌舞伎・浄瑠璃等上演記事(元禄十五年から宝永六年まで) 後藤博子 単著 演劇研究会会報 演劇研究会 43 17 27 20170430 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) 対馬藩の江戸藩邸の史料から抽出した歌舞伎・浄瑠璃等上演記事を、元禄十五年から宝永六年までについて翻刻紹介した。

 講演・口頭発表等

タイトル 講演者 単著・共著の別 会議名 開催年月日 主催者 開催地 概要
東西浄瑠璃界の交流と土佐少掾 鈴木博子 単独 藝能史研究會大会 20000600 藝能史研究會 京都大学会館 (学会報告)
江戸半太夫の語り物 鈴木博子 単独 日本近世文学会春季大会
20010600 日本近世文学会 中央大学 (学会報告)
岡山藩池田家記録に見る役者の動向 鈴木博子 単独 歌舞伎学会大会 20021200 歌舞伎学会 青山学院大学 (学会報告)
享保期江戸歌舞伎における屋敷方と芝居町の一様相 鈴木博子 単独 藝能史研究會大会
20060600 藝能史研究會 キャンパスプラザ京都 (学会報告)
元禄歌舞伎と土佐少掾 鈴木博子 単独 日本近世文学会春季大会 20070600 日本近世文学会 青山学院大学 (学会報告)
鳥取藩士の観た元禄歌舞伎 鈴木博子 単独 歌舞伎学会大会 20091200 歌舞伎学会 鶴見大学 (学会報告)
時代浄瑠璃の女性登場人物 鈴木博子 単独 国際研究シンポジウム「日本の視覚文化」
20110900 コロンビア大学・国文学研究資料館共催 コロンビア大学 (学会報告)
古浄瑠璃における軍記の利用方法 鈴木博子 公開シンポジウム
20120700 科研・基盤研究(B)「文化現象としての源平盛衰記」  國學院大學 (学会報告)

 その他業績

タイトル 実施年月 単著・共著の別 発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 分類 概要
浄瑠璃作品要説 八 19990301 共著 日本芸術文化振興会 (解説書・辞典) 三作の解説担当。pp.68〜78,112〜126,454〜468
大阪の歴史力 20000301 共著 農村漁村文化協会 (解説書・辞典) 人気を不動のものとした近松と人形浄瑠璃pp.486〜491
近松門左衛門 三百五十年 20031201 共著 和泉書院 (解説書・辞典) 共同執筆し、編集委員として編集。
江戸の声 20060301 共著 東京大学総合文化研究所 (解説書・辞典) 第二章の浄瑠璃本解説担当。pp.131〜140
歌舞伎大辞典 20120701 共著 柏書房 (解説書・辞典) 二項目の執筆担当。P.259,429
「物語として読むこと」が、土佐浄瑠璃の作品の魅力を掴み取る最後の鍵になる 20150523 単著 『図書新聞』3207号 書評 鳥居フミ子著『愛にめざめた元禄の女性たち』についての書評。

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
芸能史研究会 19970600 現在に至る
日本近世文学会 19970600 現在に至る
歌舞伎学会 19971200 現在に至る
国際浮世絵学会 20140400 現在に至る
日本図書館協会 20140400 現在に至る
日本図書館情報学会 20140600 現在に至る

 研究に関連する学内外社会活動

活動年月(自) 活動年月(至) 活動年月(至)区分 内容 分類
20120218 20120218 終了 新浄瑠璃「出世景清の誕生─近松と西鶴の競作─」 帝塚山大学奈良学総合文化研究所公開講座
20130519 20130519 終了 浮世絵を通して見る江戸の歌舞伎 近鉄文化サロン・帝塚山大学共催講座
20140315 20140315 終了 大名家の遊び─歌舞伎・人形浄瑠璃を楽しむ武士たち─ 平成25年度科学研究費助成事業 研究成果地域還元報告会
20140518 20140518 終了 歌舞伎を楽しむ─江戸時代の観劇・浮世絵─ 近鉄文化サロン・帝塚山大学共催講座
20150621 20150621 終了 大阪で育まれたお染久松の物語〜文楽・歌舞伎で描かれる恋〜 近鉄文化サロン・帝塚山大学共催講座
20151008 20151029 終了 「近世上方文化の世界」 香芝市民図書館文学講座
20160709 20160716 終了 展示「大阪文学散歩─元禄時代を中心に─」関連講演会 大阪府立中央図書館講演会
20170304 20170311 終了 「奈良の魅力再発見─歌舞伎・文楽を通して─」 塚山大学・奈良市生涯学習財団共催 公開講座   

 受賞

受賞年月 授与機関 受賞名 概要
20081200 歌舞伎学会 歌舞伎学会奨励賞

 競争的資金等の研究課題

提供機関 研究種目 タイトル 採択開始 採択終了 代表者 研究課題 代表者・分担者の別
科学研究費 研究活動スタート支援 20110000 20130000 鈴木博子 近世江戸演劇文化の研究─上演記録データベース化─ 研究代表者
科学研究費 若手研究(B) 20130000 20170000 鈴木博子 地方芸能文化形成と都市演劇文化摂取の実態研究 研究代表者
科学研究費 基盤研究(B) 2012 2013 神津武男 人形浄瑠璃文楽の近世期上演記録データベースの作成と活用・公開に関する基礎的研究 分担者
科学研究費 基盤研究(C) 20170401 20200331 後藤博子 大名家を介した地域文化と都市演劇文化交流史の研究 研究代表者

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