教員紹介データベース


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 基本情報


氏名 多川 文彦
氏名(カナ) タガワ フミヒコ
氏名(英字) FUMIHIKO TAGAWA
学部・学科 日本文化学科
職名 非常勤講師
出身学校・専攻 佛教大学文学部
出身大学院・研究科 佛教大学大学院文学研究科
学位・資格 修士(文学)
本学での担当科目 仏教文化論
研究内容 日本絵画史、仏教文化史。
南都文化圏に関連する絵画作品の研究。
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=951307

 研究キーワード

研究キーワード
絵巻、仏画、文化史、図像学、文化財、南都

 研究分野

研究分野
美術史

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
新纂 浄土宗大辞典 浄土宗大辞典編纂実行委員会 浄土宗 20160314 分担執筆 宗祖法然上人八百年大遠忌記念出版

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
中近世興福寺の寺内法会-『興善院講表白』について- 多川文彦 単著 印度学仏教学研究 日本印度学仏教学会 第65巻 第1号 158 162 201612 研究論文 興福寺の寺内法会に関わる研究は、維摩会や慈恩会を中心に盛況であるが、一方で小規模な法会や講については史料の乏しさも相まって研究自体は乏しい。その状況の中で、今般、興福寺にて行われていた興善院講において読まれていたであろう表白が発見され、寺内へ戻った経緯がある。従来触れられたことのない本講と表白について、分析を行った。
宗祖の影 多川文彦 単著 興福寺仏教文化講座要旨 興福寺教学部 392 1 14 201611 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 日本に伝わる種々の祖師・高僧像を概観し、法相宗の宗祖である慈恩大師像について分析・考察した。特に基本となる薬師寺国宝本・興福寺本の概要と問題点、慈恩会との関わりについて言及した。
聖なる稚児の表象 多川文彦 単著 興福寺仏教文化講座要旨 興福寺教学部 385 1 15 201604 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 興福寺の子院に伝わる秘仏十一面観音像をめぐる霊験譚が描かれる香雪美術館蔵「稚児観音縁起絵巻」について、詞書の典拠と伝播の様相を諸史料を用いて分析を行った。
法相曼荼羅の世界-法脈の視覚化- 多川文彦 単著 興福寺仏教文化講座要旨 興福寺教学部 380 1 15 201511 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) 法相曼荼羅の多様性と制作意図について、作品の構図・描写される弥勒菩薩や祖師の図像を考察し、法相曼荼羅の「現場」を浮き彫りにする一視点を提示した。
慈恩大師像の画讃について 単著 印度学仏教学研究 日本印度学仏教学会 56 2 2008 数多く伝来している慈恩大師像の画讃について、諸本別に分類し、その多様性と系譜について考察した。特に、画讃選択・制作については、法会本尊としての画幅制作と関連することを指摘した。
法相曼荼羅の諸相とその系譜について 単著 密教図像 密教図像学会 26 2007 弥勒菩薩を本尊とし、インドや中国・日本における法相教学の祖師を集会させた法相曼荼羅の図像の多様性とその系譜について、作品の構図や図像伝播の様相、描かれた祖師の選択性に注目し、その制作意図について考察を試みた。
祖師・高僧像における表象性と機能性―慈恩大師像をめぐって― 単著 寺社と民衆 民衆宗教史研究会 3 2007 慈恩大師像の表象性と機能性について、種々の祖師・高僧像の中で、慈恩大師像が立像形式を選択し幅広く受容された点を通して分析・考察した。特に、儀礼と加行の空間を射程に入れた分析を行い、新たな視点を加えた。
興福寺の撲揚講について 単著 印度学仏教学研究 日本印度学仏教学会 55 2 2007 濮陽(撲揚)大師智周は法相第三祖であるが、濮陽大師を描いた画像を本尊とした講(撲揚講)が興福寺の子院である観禅院で執り行われていた。この講の内容と特色について、周辺諸史料を用いて撲揚講の実態を考察した。
興福寺蔵「◆(シ)州大師像」・
「濮陽大師像」について
単著 佛教大学大学院紀要 佛教大学学術委員会 37 2006 ◆(シ)州大師慧沼、濮陽大師智周はそれぞれ法相教学の第二祖、第三祖であるが、それぞれその肖像を描いた画像が興福寺に伝存している。当作品の特色を、本尊として活用していた法会と関わる形で考察した。
興福寺蔵『観菩三十講表白』
について
単著 印度学仏教学研究 日本印度学仏教学会 54 2 2006 拙稿執筆における調査中、興福寺に『観菩三十講表白』が所蔵されていることが判明した。この表白文は『興福寺典籍文書目録』に収録されず未調査の文書であった。当史料の分析を試み、史料的価値について報告した。
興福寺における菩提院の役割とその機能性について 単著 印度学仏教学研究 日本印度学仏教学会 53 1 2004 興福寺の子院菩提院に伝わる秘仏十一面観音像の霊験が描かれる絵巻「稚児観音縁起」をめぐる問題として、絵巻の場面となる興福寺菩提院の子院としての性格とその機能性について、諸史料を用い考察した。
『春日権現験記絵』に見る往生の場と来迎の様相―浄土教美術・信仰との接点をめぐって― 単著 佛教大学大学院紀要 佛教大学学術委員会 31 2003 「春日権現験記絵」の諸問題につき、特に往生と来迎の様相を絵画化した場面に注目して、その描写上の特色を浄土教美術作品群から比較し、またその思想背景について浄土信仰史の観点から分析を試みた。
寺社縁起の再生産とその変容―「稚児観音縁起」をめぐって― 単著 印度学仏教学研究 日本印度学仏教学会 52 1 2003 鎌倉後期の絵巻物で、興福寺の子院に伝わる秘仏十一面観音像をめぐる霊験譚が描かれる香雪美術館所蔵「稚児観音縁起」について、詞書の典拠と伝播の様相を諸史料を通して分析した。

 講演・口頭発表等

タイトル 講演者 単著・共著の別 会議名 開催年月日 主催者 開催地 概要
宗祖の影 興福寺仏教文化講座 第392回 201611 興福寺教学部 興福寺会館 日本に伝わる種々の祖師・高僧像を概観し、法相宗の宗祖である慈恩大師像について分析・考察した。特に基本となる薬師寺国宝本・興福寺本の概要と問題点、慈恩会との関わりについて言及した。
中近世興福寺の寺内法会―『興善院講表白』について- 日本印度学仏教学会第67回全国大会 201609 日本印度学仏教学会 東京大学 興福寺で行われていた寺内法会、近年発見された『興善院講表白』につき、今まで指摘が無かった興善院講の歴史や実態、表白の引用文献を精査し、本講の内実に迫った。本講は蔵俊(1104-1180)の月命日に法要を行い、『解深密経』の経釈、論義等を行うことが判明。経釈部分においては円測『解深密経疏』の引用が認められた。本表白の発見は中近世興福寺の教学ネットワークの解明に繋がるものと言える。
聖なる稚児の表象 興福寺仏教文化講座 第385回 201604 興福寺教学部 興福寺会館 興福寺の子院に伝わる秘仏十一面観音像の霊験譚が描かれる香雪美術館所蔵「稚児観音縁起」について、詞書の典拠と伝播の様相を諸史料を通して分析した。
法相曼荼羅の世界―法脈の視覚化― 興福寺仏教文化講座 第380回 201511 興福寺教学部 興福寺会館 法相曼荼羅の多様性と制作意図について、作品の構図・描写される弥勒菩薩や祖師の図像を考察し、法相曼荼羅の「現場」を浮き彫りにする一視点を提示した。
香雪美術館所蔵「稚児観音縁起絵巻」の成立に関する一考察 美術史学会 第61回全国大会 2008 美術史学会 東京大学 香雪美術館所蔵「稚児観音縁起絵巻」に関して、美術史的分析を加え、像が伝来した場の霊性を強調する目的、観音による利益・救済を絵巻の観者に訴える要素を持つ絵巻として顕在化した作例である点について指摘した。
法隆寺所蔵の法相曼荼羅について 日本宗教文化史学会 第12回大会 2008 日本宗教文化史学会 龍谷大学 法相宗関連寺院には様々な法相曼荼羅が伝来しているが、特に法隆寺には図様や祖師選択に一貫性の無い作品が三点伝来している。その多様性に関して、諸史料を用いて考察・報告をした。
興福寺をめぐる祖師・高僧表現の一考察 南都文化研究会 平成19年度10月例会 2007 南都文化研究会 春日大社景雲殿 興福寺をめぐる祖師像・法相曼荼羅に関して、儀礼空間との関係をめぐって試論を報告した。主として慈恩会をはじめとするさまざまな法会の儀礼空間と絵画資料の関係、法相曼荼羅の概念や範疇について考察した。
慈恩大師像の画讃について 日本印度学仏教学会 第58回学術大会 2007 日本印度学仏教学会 四国大学 数多く伝来している慈恩大師像の画讃について、諸本別に分類し、その多様性と系譜について考察した。特に、画讃選択・制作については、法会本尊としての画幅制作と関連することを指摘した。
貞照院所蔵・八角輪蔵について 共同 貞照院一切経虫干し法要内講話 2007 貞照院(愛知県碧南市) 愛知県碧南市の貞照院には一切経を納める八角輪蔵が所蔵されているが、その輪蔵の側面や扉に様々な仏画や三昧耶形が描かれており、近世浄土宗寺院における密教受容が伺われる貴重な作例であることが判明した。その調査報告を発表した。
法相曼荼羅の諸相とその系譜について 密教図像学会 第26回学術大会 2006 密教図像学会 名古屋大学 弥勒菩薩を本尊とし、インドや中国・日本における法相教学の祖師を集会させた法相曼荼羅の図像の多様性とその系譜について、作品の構図や図像伝播の様相、描かれた祖師の選択性に注目し、その制作意図について考察を試みた。
興福寺の撲揚講について 日本印度学仏教学会 第57回学術大会 2006 日本印度学仏教学会 大正大学 濮陽(撲揚)大師智周は法相第三祖であるが、濮陽大師を描いた画像を本尊とした講(撲揚講)が興福寺の子院である観禅院で執り行われていた。この講の内容と特色について、周辺諸史料を用いて撲揚講の実態を考察した。
興福寺蔵「◆(シ)州大師像」・
「濮陽大師像」について
民衆宗教史研究会 第3回近畿支部例会 2006 民衆宗教史研究会 佛教大学 ◆(シ)州大師慧沼、濮陽大師智周はそれぞれ法相教学の第二祖、第三祖であるが、それぞれその肖像を描いた画像が興福寺に伝存している。当作品の特色を、本尊として活用していた法会と関わる形で考察した。
興福寺蔵『観菩三十講表白』
について
日本印度学仏教学会 第56回学術大会 2005 日本印度学仏教学会 四天王寺国際仏教大学 拙稿執筆における調査中、興福寺に『観菩三十講表白』が所蔵されていることが判明した。この表白文は『興福寺典籍文書目録』に収録されず未調査の文書であった。当史料の分析を試み、史料的価値について報告した。
興福寺における菩提院の役割とその機能性について 日本印度学仏教学会 第55回学術大会 2004 日本印度学仏教学会 駒澤大学 興福寺の子院菩提院に伝わる秘仏十一面観音像の霊験が描かれる絵巻「稚児観音縁起」をめぐる問題として、絵巻の場面となる興福寺菩提院の子院としての性格とその機能性について、諸史料を用い考察した。
寺社縁起の再生産とその変容―「稚児観音縁起」をめぐって― 日本印度学仏教学会 第54回学術大会 2003 日本印度学仏教学会 佛教大学 鎌倉後期の絵巻物で、興福寺の子院に伝わる秘仏十一面観音像をめぐる霊験譚が描かれる香雪美術館所蔵「稚児観音縁起」について、詞書の典拠と伝播の様相を諸史料を通して分析した。
中世南都における“浄土”の認識について―春日権現験記絵・春日浄土曼荼羅をめぐって― 浄土宗教学院 2003年度西部研究例会 2003 浄土宗教学院 佛教大学 中世南都における浄土信仰のあり方を仏教美術作品から考察した。「春日権現験記絵」と「春日浄土曼荼羅」を取り上げ、その描写上の特色を浄土教美術と比較し、浄土信仰史からの観点も射程に入れて概観し、報告した。

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
美術史学会 会員
美学会 会員
密教図像学会 会員
日本印度学仏教学会 会員
日本宗教文化史学会 会員

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