教員紹介データベース


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 基本情報


氏名 河越 隼人
氏名(カナ) カワゴシ ハヤト
氏名(英字) KAWAGOSHI HAYATO
学部・学科 心理学部心理学科
職名 講師
出身学校・専攻 帝塚山大学大学院人文科学研究科 修士課程
出身大学院・研究科 同志社大学大学院心理学研究科 博士後期課程
学位・資格 博士(心理学)、臨床心理士
本学での担当科目 カウンセリング論
研究内容 【カウンセリング心理学、臨床心理学】
カウンセリング技法の効果やそのトレーニング方法に関心を持って研究を進めています。また、カウンセリング技法を応用できる領域の拡大にも関心を持っています。
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=920304
ひとことメッセージ 自由な発想を大切にし、こころの科学を楽しみましょう。

 研究キーワード

研究キーワード
カウンセリング技法、マイクロカウンセリング、カウンセリング自己効力感

 研究分野

研究分野
臨床心理学

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
心理学概論[第2版] 岡市廣成・鈴木直人(監修) ナカニシヤ出版 20140400 分担執筆 p.271〜277
p.312〜316
本書は,心理学の内容を幅広く網羅したものであり,河越は第10章第2節・気分障害と第11章第3節・人間性中心アプローチの執筆を担当。第10章第2節・気分障害では,最新の診断基準であるDSM-5に沿いながらうつ病性障害や双極性障害,現代環境で増加傾向にある非定型うつ病などについて解説している。第11章第3節・人間性中心アプローチでは,クライエント中心療法やフォーカシングなどについて解説し,近年の研究で示されているエビデンスに基づきながらそれらの有効性を論じている。

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
カウンセリング技法習得におけるモデリングの言語化に関する研究(修士論文) 河越隼人 単著 帝塚山大学 20090300 カウンセラー養成プログラムであるマイクロカウンセリングの訓練法に改良を加え,その有効性を高める要因を実験的に検討したものである。この研究では,マイクロカウンセリングのモデリングに,モデルの遂行内容を言語化するプロセスを取り入れ,カウンセリング技法の習得が促進されるかを検討し,その有効性を実証したものである。
カウンセリング技法習得に及ぼすモデリングの言語化の効果 河越隼人 単著 カウンセリング研究 日本カウンセリング学会 第42巻 第3号 278 286 20091000 前掲の修士論文の一部を加筆修正したものである。マイクロカウンセリングのモデリングに言語化のプロセスを取り入れ,その際に観察者が言語化する条件と指導者が言語化する条件を比較し,それぞれの効果を検討した。その結果,指導者による言語化は習得内容の長期保持に有効であるが,習得度を高めるという点においては観察者による言語化がより優れていることが示され,実際の訓練ではトレーニーの言語化も重要であることが実証された。
大学生の人間関係における親密度の多様性と精神的健康の関連 菅原悠・河越隼人・杉若弘子 共著 同志社心理 第57号 58 65 20110300 青年期では,親密な人間関係を築いている者ほど精神的に健康であることが報告さている一方で,現代青年は互いに深入りしない表面的な関係を必要としていることも報告されている。そこで本論文は,大学生を対象に人間関係の親密度の多様性が精神的健康に及ぼす影響を検討した。その結果,親密度の程度のよって精神的健康度に差がないことが示され,現代青年の人間関係の捉え方に変化が生じている可能性が示唆された。
基礎的なカウンセリング技法の習得を促進するモデリングと言語 河越隼人・杉若弘子 共著 心理学研究 日本心理学会 第82巻 第5号 473 479 20111200 本論文は,マイクロカウンセリングのモデリングに言語化を取り入れた上で,モデルが実演する課題よりも難度の高い課題を実験参加者に呈示し,習得した技法がより難度の高い課題に応用可能であるかを検討したところ,モデリングに言語化を加えた条件はカウンセリング技法の習得が促進され,さらには難度の高い課題への応用力が高まることが明らかになった。
マイクロカウンセリングによるカウンセリング技法の習得:モデリングと言語化の役割(博士論文) 河越隼人 単著 同志社大学 20120300 マイクロカウンセリングで特に重要とされているモデリングにおいて,モデルの遂行内容を言語化するというプロセスがどのようなメカニズムでカウンセリング技法の習得に影響を及ぼすのかを追究し,従来のマイクロカウンセリングのトレーニングプログラムの発展について論じたものである。
マイクロカウンセリングによるカウンセリング自己効力感の向上 河越隼人・武藤崇・興津真理子 共著 心理臨床科学 第2巻 第1号 31 39 20121200 本論文は,臨床心理士指定大学院に在籍する大学院生を対象に,マイクロカウンセリングによる教育を実施し,その効果をカウンセリング自己効力感という側面から検討したものである。結果から,カウンセリング技法に関する知識だけを習得すると仮想的に自己効力感が向上するが,真に有益な自己効力感の向上は実際に技法を練習した後でなければ生じないことが示された。
弁護士を対象としたマイクロカウンセリングによるカウンセリング技法習得の有効性 河越隼人・杉若弘子 共著 カウンセリング研究 日本カウンセリング学会 第45巻 第4号 209 217 20121100 本論文は,弁護士を対象にマイクロカウンセリングで扱われる技法の一つであるいいかえ技法を習得してもらい,法律相談におけるその有効性を検討した。その結果,法律相談におけるいいかえ技法は,情報整理,共通理解,情緒的支援,コミュニケーション促進という点で役立つことが明らかになった。さらに,弁護士がいいかえ技法を習得することで,他者と良好な関係を形成するためのコミュニケーション能力が高まることも示された。
日本における実証的研究を中心としたマイクロカウンセリング研究の動向と展望 河越隼人 単著 マイクロカウンセリング研究 日本マイクロカウンセリング学会 第9巻 第1号 13 28 20140300 本論文は,近年のマイクロカウンセリングに関する研究を概観し,今後の課題を明らかにしたものである。論文検索の結果,42本の論文が抽出され,その内容を選定したところ,マイクロカウンセリングの訓練効果に関する研究やマイクロトレーニングの効果・発展に関する研究といったカテゴリーに分類された。これらの研究結果を総括したうえで,マイクロカウンセリングの有効性と今後の研究課題について考察した。
カウンセリング場面におけるいいかえ技法の傾聴的機能 河越隼人 単著 マイクロカウンセリング研究 日本マイクロカウンセリング学会 第11巻 第1号 21 28 20160300 本論文は,マイクロカウンセリングにおける基本的かかわり技法の一つであるいいかえ技法に焦点を当て,それがカウンセリング場面で果たす傾聴的機能について検討したものである。大学院生を対象に,カウンセラー役とクライエント役の両方の視点からいいかえ技法のもつ傾聴的機能を評価させた。その結果,両役割の視点から情報整理,共通理解の傾聴的機能が高く評価されていることに加えて,クライエント役の視点からは信頼形成や不満解消に関する機能も高く評価されていることが明らかになった。

 講演・口頭発表等

タイトル 講演者 単著・共著の別 会議名 開催年月日 主催者 開催地 概要
青年期におけるモデリングの保持過程に関する研究:言語化による持続性および自我同一性との関係 河越隼人 単独 関西心理学会第119回大会 20071100 関西大学 大学生を対象に,就職活動場面で必要な自己PR課題をモデリングによって学習させ,学習内容の保持のメカニズムについて検討したものである。
マイクロカウンセリングにおけるモデリングの促進要因 河越隼人 単独 日本カウンセリング学会第41回大会 20081100 筑波大学附属高等学校 マイクロカウンセリングの訓練において重要な役割を果たすモデリングに焦点を当て,さらにその効果を高める要因を探索的に検討した研究である。
Verbalizing the Model’s Performance in Microcounseling: Facilitation of the Acquisition of Counseling Skills by the Use of Modeling. Hayato KAWAGOSHI, Hiroko SUGIWAKA 共同 27th International Congress of Applied Psychology 20100700 Melbourne, Austlalia The aim of this study was to investigate the effect of verbalizing the model’s performance in modeling. Paraphrasing, one of the microskills, was used as index the acquisition of counseling skills. 
弁護士のカウンセリング技法応用可能性の検討 河越隼人・杉若弘子・余語真夫・佐藤豪 共同 法と心理学会第11回大会 20101000 立命館大学 マイクロカウンセリングによって弁護士に基礎的な傾聴技法を獲得してもらい,それが実際の法律相談場面で有効に機能するかを検討した研究である。
カウンセリング技法習得を促進するモデリングの言語化 河越隼人・杉若弘子 共同 日本心理学会第74回大会 20101100  大阪大学 マイクロカウンセリングのモデリングにおいて,モデルの遂行内容を観察者自身が言語化する条件,指導者が言語化する条件を設け,その効果を比較したものである。
モデリングにおける言語化がカウンセリング技法の習得と維持に及ぼす影響 河越隼人・杉若弘子 共同 日本心理学会第75回大会 20110900 日本大学 マイクロカウンセリングにおけるモデリングの言語化の内容を分析し,どのような言語化が,カウンセリング技法の習得と習得内容の維持を促進するのかを検討した研究である。
いいかえ技法の習得におけるモデリングと言語化の役割 河越隼人 単独 日本マイクロカウンセリング学会第4回学術研究集会 20120300 都市センターホテル 傾聴技法の1つであるいいかえ技法の習得において,モデリングとその言語化がどのようなメカニズムで働くのかについて言及した研究である。
カウンセリング技法習得のモデリングにおける観察者言語化と他者言語化 河越隼人・杉若弘子 共同 日本心理学会第76回大会 20120900  専修大学 この研究では、マイクロカウンセリングのモデリングにおいて、観察者の言語化と他者の言語化のそれぞれの効果を明確にし、さらには両者を組み合わせることでどのような効果を有するのかを検討したものである。
The improvement of counselor self-efficacy with microcounseling  Hayato KAWAGOSHI 単独 28th International Congress of Applied Psychology 20140700  Paris, France The aim of this study was to investigate the effects of microcounseling on the counselor self-efficacy. The counselor self-efficacy is counselors’ beliefs about their ability to perform counseling-related behaviors or to negotiate particular clinical situations. This study expected that microcounseling improves the counselor self-efficacy.
体育実技が大学新入生のライフスキルとメンタルヘルスに与える影響 関岡有季・土屋裕睦・河越隼人 共同 日本カウンセリング学会第47回大会 20140800 名古屋大学 この研究では,大学新入生を対象に,体育実技の授業が心理的側面に及ぼす影響を検討した。その結果,体育実技の授業は,対人的スキルの低い学生とってはそれを高める一助となることが示された。
いいかえ技法のもつ傾聴的機能に関する研究 河越隼人 単独 日本マイクロカウンセリング学会第7回学術研究集会 20150300 アルカディア市ヶ谷私学会館 本研究は,マイクロ技法がカウンセリング場面で果たす役割を検証するため,カウンセリング場面において使用頻度が高いとされるいいかえ技法に焦点を当て,それが有する傾聴的機能について検討を行った。
日本マイクロカウンセリング学会平成27年度総会特別研修会(ラウンドテーブル方式)話題提供 福原眞知子、玉瀬耕治、 山本孝子、藤田主一、河越隼人、松本靖子ほか 共同 日本マイクロカウンセリング学会平成27年度総会特別研修会 20150500 アルカディア市ヶ谷私学会館 この発表は、マイクロカウンセリング技法研修会の講師担当経験者の立場から、トレーニングの更なる発展について意見を述べたものである。
The effects of microcounseling on counselor activity self-efficacy in the novice counselor Hayato KAWAGOSHI 単独 The 14th European Congress of Psychology 20150700 Milano, Italy The aim of this study was to investigate the effects of microcounseling on counselor activity self-efficacy in the novice counselor. Counselors’ positive activities in the therapy room are said to relate to their self-efficacy. So, in this study, we examined if we can apply microcounseling training to the improvement of counselor activity self-efficacy.
Development of the functions of active listening scale. Hayato KAWAGOSHI 単独 The 31st International Congress of Psychology 20160700 Yokohama, Japan The purpose of this study was to develop the functions of active listening scale. The items to measure the functions of active listening were categorized into six dimensions: information arrangement, common understanding, conversation encouragement, emotional stability, building relationship, and releasing frustration.

 その他業績

タイトル 実施年月 単著・共著の別 発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 分類 概要
この人をたずねて 20120700 単著 心理学ワールド, 日本心理学会 これは,特定の領域の専門家をインタビューし,その人物の研究内容や意見を紹介するものである。この号では防災心理学の専門家である京都大学の矢守克也教授にインタビューし,東日本大震災における心理学の貢献を紹介した。
書評『カウンセラーのための法と臨床-離婚・虐待・非行の問題解決に向けて-』 20130800 単著 法と心理 これは,廣井亮一(著)『カウンセラーのための法と臨床-離婚・虐待・非行の問題解決に向けて-』の書評である。この本は司法臨床について平易に説明さえた一冊であり,その書評として河越が意見を述べたものである。

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
関西心理学会 200704 現在に至る 正会員
日本カウンセリング学会 200804 現在に至る 正会員
日本心理臨床学会 200804 現在に至る 正会員
日本心理学会 200904 現在に至る 正会員
日本認知・行動療法学会 200904 現在に至る 正会員
法と心理学会 201004 現在に至る 正会員
日本マイクロカウンセリング学会 201104 現在に至る 正会員

 研究に関連する学内外社会活動

活動年月(自) 活動年月(至) 活動年月(至)区分 内容 分類
20120000 20130000 終了 産業カウンセラー シニアコース講座「リサーチ」 講師
20130000 現在に至る 日本マイクロカウンセリング学会 研修会 講師

 競争的資金等の研究課題

提供機関 研究種目 タイトル 採択開始 採択終了 代表者 研究課題 代表者・分担者の別
日本学術振興会 科学研究費 若手研究(B) 20160400 20180300 河越隼人 カウンセリング技法トレーニングの発展に関する研究:マイクロカウンセリングの洗練化 研究代表者

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