教員紹介データベース


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 基本情報


氏名 惠阪 悟
氏名(カナ) エサカ サトル
氏名(英字) ESAKA SATORU
学部・学科 文学部文化創造学科
職名 講師
出身学校・専攻 関西大学 文学部 国文学科
出身大学院・研究科 関西大学 大学院 文学研究科 国文学専攻 博士課程後期課程
学位・資格 修士(文学)
本学での担当科目 日本の伝統文化、奈良の伝統芸能
研究内容 【中世芸能、能楽】
能の演出の変化や歴史について研究しています。不変のイメージが強い伝統芸能は実は長い歴史の中で様々な変化を経て来たことを、演技譜などの資料をもとに探っています。
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=127809
ひとことメッセージ 見る者の心に響く能の世界を、一緒に体験してみましょう。

 研究キーワード

研究キーワード
能楽・古典文学・芸能史

 研究分野

研究分野
日本文学

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
謡曲入門 伊藤正義 講談社 201105 分担執筆 各曲前付十三曲分 故伊藤正義氏著『謡曲雑記』(和泉書院刊)の文庫化。文庫化にあたって各論への導入となるような前付を付加することとなり、十三曲分を執筆。前付の分担執筆者川島朋子・恵阪悟・中嶋兼昌。解題執筆大谷節子。
能を読む①翁と観阿弥 角川学芸出版 201301 その他 謡曲本文の原稿作成
謡曲の専門用語解説
謡曲本文に、編集委員の見解にもとづく新たな現代語訳を対照させた、能を読んで理解するための書。編集委員その他の学術論考も併録。原文の原稿作成と、謡曲の専門用語解説を執筆。監修梅原猛・観世清和。編集委員天野文雄・松岡心平ほか。
能を読む②世阿弥 神と修羅と恋 角川学芸出版 201303 その他 謡曲本文の原稿作成
謡曲の専門用語解説
謡曲本文に、編集委員の見解にもとづく新たな現代語訳を対照させた、能を読んで理解するための書。編集委員その他の学術論考も併録。原文の原稿作成と、謡曲の専門用語解説を執筆。監修梅原猛・観世清和。編集委員天野文雄・松岡心平ほか。
能を読む③元雅と禅竹 夢と死とエロス 角川学芸出版 201305 その他 謡曲本文の原稿作成
謡曲の専門用語解説
謡曲本文に、編集委員の見解にもとづく新たな現代語訳を対照させた、能を読んで理解するための書。編集委員その他の学術論考も併録。原文の原稿作成と、謡曲の専門用語解説を執筆。監修梅原猛・観世清和。編集委員天野文雄・松岡心平ほか。
能を読む④信光と世阿弥以後 異類とスペクタクル 角川学芸出版 201308 その他 謡曲本文の原稿作成
謡曲の専門用語解説
謡曲本文に、編集委員の見解にもとづく新たな現代語訳を対照させた、能を読んで理解するための書。編集委員その他の学術論考も併録。原文の原稿作成と、謡曲の専門用語解説を執筆。監修梅原猛・観世清和。編集委員天野文雄・松岡心平ほか。
日本の芸術史 文学上演篇Ⅰ 歌、舞、物語の豊かな世界 幻冬舎 201401 分担執筆 第11章 能の成立と発展
第12章 能の物語と演出
第11章では、古代の散楽伝来から平安時代における猿楽への変容、鎌倉時代における猿楽の質的変化から能の発生、室町時代の観阿弥・世阿弥による能の芸術的発展について概説した。第12章では「井筒」を例に、能の様々な演技要素を概説し、合せて能の演技の特質を解説した。
観世元章の世界 檜書店 201406 共著 論考篇 明和改正研究への視点-関連資料二種の考察を通して-
事典篇 元章小事典
論考篇は別記参照。事典篇においては、十五世観世大夫元章をよりよく知るための用語を取り上げ、解説を付した。当該用語の八項目を執筆。

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
《道明寺》の演出-元章の改訂意図-(査読付) 惠阪悟 単著 演劇学論叢 大阪大学演劇学研究室 7 386 393 200412 研究論文 本稿では十五世観世大夫元章が行った能楽改革である「明和改正」において、能《道明寺》に施された演出改訂の実態を把握し、合わせてその改訂に込めた意図を推測した。
《経正》の演出-アイの変遷をめぐって- 惠阪悟 単著 国文学 関西大学国文学会 90 15 30 200601 研究論文 本稿では、特殊演出の場合のみ能《経正》にアイが登場することに疑問を持ち、該演出の草創から現在に至る変遷史を、上掛り下掛りの本文異同を手掛かりとして跡付けた。
福王流「脇語」の名称をめぐって 惠阪悟 単著 国文学 関西大学国文学会 92 131 141 200803 研究論文 本稿では、脇方の特殊演出である「脇語」において、福王流のみが各曲に定まった名称を持つことに着目し、「脇語」本文資料の内容と奥書の検討からその命名者を推定し、合わせてそのような名称を付した意図を推測した。
「遠集間」の紹介と考察 惠阪悟 単著 神戸女子大学古典芸能研究センター紀要 神戸女子大学古典芸能研究センター 4 67 76 201103 研究論文 本稿では、神戸女子大学古典芸能研究センター伊藤正義文庫所蔵の間狂言資料『遠集間』の本文を考察し、従来未見の内容を含む貴重な資料であることを明らかにした。
明和改正研究への視点-関連資料二種の考察を通して- 惠阪悟 共著 観世元章の世界(単行本) 檜書店 229 247 201406 研究論文 観世文庫に所蔵される十五世観世大夫元章が行なった明和改正関連資料二種の考察を通して、従来改悪とのみ評されてきた改正事業は、元章の意図を考えることにより評価すべき面を持ち合わせていることを指摘した。

 講演・口頭発表等

タイトル 講演者 単著・共著の別 会議名 開催年月日 主催者 開催地 概要
明治京都の福王流脇師-岩山峻について- 惠阪悟 単独 芸能史研究会3月例会 200403 芸能史研究会 キャンパスプラザ京都 本発表では、明治から大正にかけて京都で活動した素人脇役者である岩山峻を取り上げ、番組記録や雑誌記事から当時の京都能界に重きをなした人物であったことを跡付けた。
「大阪勧進能番組」の性質に関する考察 惠阪悟 単独 関西大学国文学会 200403 関西大学国文学会 関西大学 本発表では、関西大学図書館と法政大学鴻山文庫に所蔵され、兄弟関係にある二種の「大阪勧進能番組」を比較し、その異同の考察から、関西大学本が予定番組、法政大学本が実際の番組を記している可能性を指摘した。
岡次郎右衛門家蔵『脇書物』の書承関係小考 惠阪悟 単独 関西大学国文学会 200507 関西大学国文学会 関西大学 本発表では、脇方岡次郎右衛門家に所蔵される『脇書物』と、同内容のシテ方浅野家蔵『脇所作附』を比較し、書写上の特徴から前者が後者を直接に写したものであることを指摘し、その書写者について推測を述べた。
明治以降の大阪の能舞台をめぐって 惠阪悟 単独 関西能楽フォーラム〔能楽学会関西例会〕 200703 能楽学会 大阪大学中之島センター 本報告では、明治から昭和にかけて、大阪の能界を支え、災害や戦火により失われた能舞台(能楽堂)を紹介し、雑誌などに掲載された写真をスライドに投影して、当時の舞台の様子を解説した。
福王流素謡史一斑 惠阪悟 単独 関西能楽フォーラム〔能楽学会関西例会〕 200903 能楽学会 神戸女子大学教育センター 本発表では、福王流番外曲目制定に関する江戸時代の伝承を、現存する謡本の小口書きと曲目を一覧した資料の内容をもとに検討し、その伝承が事実を伝えている蓋然性の高いことを指摘した。
博物場と翠柳館-近代大阪の能舞台史を再検する- 惠阪悟 単独 芸能史研究会2月例会 201002 芸能史研究会 キャンパスプラザ京都 本発表では、明治期大阪の主要演能場であった翠柳館舞台と大阪博物場能舞台の来歴について、これまで諸家によって述べられた先行説を見直し、新出資料にもとづいて誤りを正し、さらに現時点で妥当と思われる舞台変遷史を提示した。
昭和初年の「名家の面影」を見る 惠阪悟 単独 関西能楽フォーラム〔能楽学会関西例会〕  201112 能楽学会 京都女子大学 本報告では、昭和初年に撮影された貴重な能楽映像(無声)を、現代の演者の映像(有声)と対照しながら鑑賞し、そこに登場する昭和初期の名人上手の人となりについて解説した。
「申楽談儀」第二十六条に見える「松囃子の家」に関する私見 惠阪悟 単独 世阿弥忌セミナー〔能楽学会〕 201208 能楽学会 奈良国立博物館 本発表では、『申楽談儀』第二十六条に「松囃子、今は家なし」とされる「家」を道の曲舞のことと考える私見を提示した。
徳川綱吉と能 惠阪悟 単独 奈良学総合文化研究所 公開講座 名品・名作誕生? 201403 帝塚山大学奈良学総合文化研究所 帝塚山大学 徳川幕府歴代将軍の中で、能に惑溺した随一の人物ともいい得る五代将軍綱吉について、能の歴史における上演曲目変遷史を概観した上で、同人がどのように能と関わったかを紹介し、能界におよぼした影響について概説した。

 その他業績

タイトル 実施年月 単著・共著の別 発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 分類 概要
関西大学図書館蔵「大阪勧進能并狂言尽番組」索引 200312 単著 『国文学』第87号(関西大学国文学会) (その他) 関西大学影印叢書の一冊である「勧進能并狂言尽番組」(関西大学出版部刊)に収められた番組に登載される能狂言曲名・小書・各役ごとの人名索引。81頁〜156頁
新蔵生田文庫蔵書目録并解題 200906 共著 2006〜20年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書 (その他) 関西大学図書館に寄贈された吹田市の生田家旧蔵資料の略解題付目録。写本の謡本・伝書・付、版本の謡本の目録と解題のほとんどを担当。
浅野栄足の誤謬 200910 単著 『能』通巻617号(京都観世会) (その他) 本稿では、江戸後期の能役者浅野栄足が著した『優者年表』中、能役者小川庄右衛門玄秋を同家二代徳之のこととするのは誤りであり、三代高徳が正しいことを指摘した。1頁
観世アーカイブ 200910 共著 URL=gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/kanzegazo/index.html (その他) 財団法人観世文庫が所蔵する能楽資料のデジタルアーカイブ。インターネット上に公開するための資料解題作成。約400点分の解題を執筆。
観世文庫の文書12「六月十三日付観世左近宛北七大夫書状」 201003 単著 『観世』第77巻第3号(檜書店)見返し (その他) 本稿では、財団法人観世文庫所蔵資料の中から、当該資料を紹介し、書状の内容に関する私見を述べた。
《三井寺》の周縁 201010 単著 第15回記念廣田鑑賞会能パンフレット (その他) 本稿では、『申楽談儀』に「鐘の能」と記される曲が《三井寺》である可能性を三井寺と足利将軍家の関わりから推測し、それとは別に脇の出立に関する秘伝について試解を述べた。8頁〜9頁
《清経》のワキ 201109 単著 第36回生田薪能パンフレット (その他) 本稿では、本説『平家物語』に見えず能《清経》独自の登場人物である粟津三郎の役造形に、能《柏崎》の影響があることを指摘し、それが後に脇の出立仁関する秘事を生み出すきっかけになったことを述べた。9頁〜11頁
企画展「世阿弥を継ぐ-十五世観世大夫元章の革新-」展示資料解題 201111 共著 企画展「世阿弥を継ぐ-十五世観世大夫元章の革新-」パンフレット (その他) 早稲田大学演劇博物館で開催された同展展示資料のうち、「観世元章筆「関寺小町」一行書」と「役者病気欠勤につき元章書付」の解題を執筆。
観世文庫の文書33「明治期写部分謡本『木曽願書』」 201112 単著 『観世』第78巻第12号(檜書店)見返し (その他) 本稿では、江戸中期に一度は観世流の所演曲となったものの、その後上演が途絶え、明治になって復活した能《木曽》の、復活時期と状況を記した資料を紹介した。
『遠集間』(翻刻) 201203 単著 『神戸女子大学古典芸能研究センター紀要』第5号(同センター) (その他) 本稿では、同紀要の第4号において内容を考察した間狂言資料『遠集間』の全体を活字翻刻した。37頁〜55頁
観世文庫の文書53「役者病気欠勤につき書付」 201308 単著 『観世』第80巻第8号(檜書店)見返し (その他) 本稿では、財団法人観世文庫所蔵資料のうち、当該資料を紹介しつつ、明和改正に関する新 知見を述べた。
《黒塚》「白頭」寸考 201310 単著 第21回廣田鑑賞会能パンフレット (その他) 本稿では、当日上演の《黒塚》の小書「白頭」について、資料上の初見が江戸時代末期であり、室町時代以降江戸時代後期までの演出資料に記載がないことを根拠として、この演出が江戸時代末期の創案になることを推測した。
観世元章研究基礎資料 201403 科学研究費補助金(基盤研究(B))「観世文庫所蔵能楽関係資料のデジタル・アーカイブを活用した新しい能楽史の構築」研究成果報告書 (その他) 2013年度末に終了した科学研究費による研究成果のうち、「観世元章関連用語集」の八項目を執筆した。
奈良の近代能楽史を 201406 単著 月刊大和路ならら (その他) 能楽の近代史は、東京以外の地域では一部を除いてまとまった考察がなされていないのが現状である。そこで、奈良の近代能楽史の掘り起こしを提唱し、資料提供を呼びかけた。

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
中世文学会 200104
能楽学会 200204
芸能史研究会 200304

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