ワタナベ ヤスヨ
渡辺 康代
文学部日本文化学科および現代生活学部
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タイトル | 『近世武士の生活と意識「添田儀左衛門日記」―天和期の江戸と弘前―』 |
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著者 | 代表者:浪川健治。浪川健治・山澤 学・阿部綾子・渡辺康代 |
担当区分 | 分担執筆 |
出版社 | 岩田書院 |
出版年月 | 20041000 |
担当範囲 | 「第一部 研究編」、「近世前・中期の弘前八幡宮祭礼にみる弘前町人町の特質」85-117頁を分担。 |
概要 |
陸奥国弘前城下町における鎮守社祭礼の開始の経緯とその全盛期を明らかにした。弘前城下町の鎮守・弘前八幡宮の祭礼は天和2年(1682)、藩主津軽信政によって開始され、その内容としては町印(出し)を先頭に町人による行列が練られていた。開始以来、一番の本町・親方町の町印が「諌鼓」であったのは、江戸の山王祭に倣ったものと判断される。しかしながら、近世中期以降になると弘前八幡宮祭礼は簡素化・形骸化していき、一方で弘前城下町では「ねふた」(ねむり流し)の実施が顕著になっていった。 |