ワタナベ ヤスヨ
渡辺 康代
文学部日本文化学科および現代生活学部
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タイトル | 近世桑名における祭礼の史的展開―『桑名日記』を中心に― |
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講演者 | 渡辺康代 |
担当区分 | 単著 |
会議名 | 人文地理学会特別例会 |
開催年月日 | 20040600 |
主催者 | 人文地理学会 |
開催地 | アスト津ホール |
概要 | 桑名藩下級武士渡部平太夫の『桑名日記』を通して、江戸時代後期の武家が石取神事などの町人の祭礼文化を共有していたことを明らかにした。18世紀半ばからは、城下町内町の町人のみならず、外町の町人、そして下級武士まで参加し、祭車を囃す「石取神事」が桑名城下町の最大の祭りとなっていた。参加者に家格身柄を越えた平等性のある特別な祭りであったからこそ「神事」の名が付いたものと判断される。 |