ワタナベ ヤスヨ
渡辺 康代
文学部日本文化学科および現代生活学部
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タイトル | 宇都宮明神の『付祭り』にみる宇都宮町人町の変容 |
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著者 | 渡辺康代 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 『歴史地理学』 |
発行所 | 歴史地理学会 |
巻 | 第44巻 |
号 | 2号 |
開始ページ | 25頁 |
終了ページ | 44頁 |
出版年月 | 200203 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 下野国宇都宮城下町における近世期の祭礼内容の変遷を明らかにした。宇都宮明神祭礼は、寛文13年(1673)に、「町」を参加単位とする隔年制で再興されていた。「出し」や「唐人から子」「ほろ武者」といった仮装行列や人形屋台が出された宇都宮明神の祭礼内容には、江戸の祭礼内容との共通点が多数が見出せる。近世末期には江戸より芝居一座を雇った芝居屋台の興行が祭礼において人気を博した。また、近世末期までの「出し」や行列の継続は、江戸の祭礼内容との共通点であり、下野国烏山城下町におけるそれとの相違点であった。 |