ワタナベ ヤスヨ
渡辺 康代
文学部日本文化学科および現代生活学部
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タイトル | 港町銚子の機能とその変容―荒野地区を中心として― |
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著者 | 舩杉力修・渡辺康代 |
単著・共著の別 | 共著 |
発行雑誌 | 『筑波大学歴史・人類学系歴史地理学研究室歴史地理学調査報告』 |
発行所 | 筑波大学歴史・人類学系歴史地理学研究室 |
巻 | |
号 | 第8号 |
開始ページ | 1頁 |
終了ページ | 31頁 |
出版年月 | 199803 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 銚子の荒野地区が18世紀以降、半農半漁村から商業地としての性格を強めていったことを明らかにした。広屋(濱口)儀兵衛が紀州広村から銚子に来住し、元禄13年(1700)、荒野において後のヤマサとなる醤油店を開いたのはその好例である。紀州移民が来住した際に、土地を提供したのが「十軒党」と称する荒野村の草分けの家々であった。利根川に面した「納屋場」付近に十軒党の元来の在所を見いだすことができ、荒野が従前より半農半漁を生業としていた村であったことを指摘した。 |