ワタナベ ヤスヨ
渡辺 康代
文学部日本文化学科および現代生活学部
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タイトル | 近世城下町における祭礼の変化に関する歴史地理学研究―伊賀国上野および下野国烏山を事例として― |
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著者 | 渡辺康代 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 2014年度筑波大学博士(文学)学位請求論文 |
発行所 | |
巻 | |
号 | |
開始ページ | 1頁 |
終了ページ | 245頁 |
出版年月 | 201412 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 中近世移行期から近世末期までの城下町における祭礼内容とその担い手の変化を、町人層の変化の緩急が対照的な伊賀国上野と下野国烏山の2事例を選択し、通時的に検討・究明した。両城下町において、中近世移行期よりの「舞台芸能」「踊り」から、第1回目の画期である「仮装行列」型の祭礼内容が出現した17世紀半ばは、藩主導による近世城下町における町人町の確立期を示していた。第2回目の画期である「車」の付加という祭礼内容の変化は、城下町町人による意思決定を反映したもので、両城下町における町人層の変化の大きさに応じて、地域的差異をもって出現していた。 |