ワタナベ ヤスヨ
渡辺 康代
文学部日本文化学科および現代生活学部
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タイトル | 中近世移行期における下野国烏山城下町の住民構成と祭礼内容 |
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著者 | 渡辺康代 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 『帝塚山大学人文学部紀要』 |
発行所 | 帝塚山大学人文学部 |
巻 | |
号 | 第32号 |
開始ページ | 27頁 |
終了ページ | 50頁 |
出版年月 | 201211 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 中近世移行期における烏山城下町の祭礼内容が舞台芸能であったことを明らかにし、その実態が未解明であった戦国期城下町の祭礼内容を示した。当該期の烏山における天王祭礼の内容は、操り・相撲・神楽・獅子・嶋原などが、天王社前において毎年披露されており、武家・町年寄衆・神主の桟敷が掛かっていた。当該期における祭礼の企画・参加者は、町年寄衆など、武家の系譜を引く町人であり、旧武家層が当時の烏山城下町の中枢にあった。当該期の祭礼内容の一つである「獅子」は、東国の武家が重んじていた芸能であったことを解明した。 |