タカダ テルヨ
高田 照世
文学部日本文化学科
|
|
タイトル | 翁猿楽高安氏の活動 |
---|---|
著者 | 高田 照世 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 日本文化史研究 |
発行所 | 帝塚山大学奈良学総合研究所 |
巻 | |
号 | 第49号 |
開始ページ | p55 |
終了ページ | p77 |
出版年月 | 20180330 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 河内国高安郡を本拠地とした翁座高安の中世から明治初期までの活動について考察した。特に高安の楽頭が残した2冊の文書「カクトウノチヨ」と「神事長」を分析した。高安は中世以降明治初期まで宝生座に属していたこと、中世の翁場は大和北西部に分布し春日系の神社が多いこと、式三番は五番立で演じられていたことが明らかになった。近世には翁を演じながら農業に従事するなど衰退した姿が見られ、明治になって廃業に追い込まれる運命をたどった。 |