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タカダ テルヨ
高田 照世
文学部日本文化学科
タイトル 大和高山の本願寺における位牌祭祀
著者 高田照世
単著・共著の別 単著
発行雑誌 日本文化史研究
発行所 帝塚山大学奈良学総合文化研究所
第43号
開始ページ p39
終了ページ p61
出版年月 201003
掲載種別 研究論文
概要 本願寺は永正元年(1504)の石造地蔵像を本尊とする村堂であり、境内墓地には天正7年(1579)を初現に289基の石塔が現存し、本堂には元禄13年(1700)からの位牌が202基納められている。本願寺の位牌調査を実施し、以前に悉皆調査をした石塔調査結果と比較、分析した。石塔は中世末期から念仏講衆によって建立されはじめ、近世初期から中期にかけて庶民に普及したのに対し、位牌祭祀は近世中期以降に僧侶や有力層を中心に行われたことが判明した。

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