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サギモリ ヒロユキ
鷺森 浩幸
文学部日本文化学科
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| タイトル | 奈良時代の侍従 |
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| 著者 | 鷺森浩幸 |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 『日本歴史』 |
| 発行所 | 吉川弘文館 |
| 巻 | |
| 号 | 791号 |
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| 出版年月 | 20140400 |
| 掲載種別 | 研究論文 |
| 概要 | 律令体制下における侍従の変遷を論じた。奈良時前半では侍従は主に文化的な素養のある人物が任命されたが、中頃から天皇の家産を管理する立場となるという、政治的な地位の変遷を考察し、末期の光仁天皇の時代には、有力な貴族が侍従を兼任し、天皇に代わり、実質的な政治を担当したことを指摘した。侍従が奈良時代から平安時代初期(桓武天皇)までの政治システムのなかで、無視することのできない意義を持つことを論じた。 |