オカモト ミキ
岡本 美紀
法学部法学科
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タイトル | 修復的司法と少年司法 |
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講演者 | |
担当区分 | |
会議名 |
日本刑法学会第85回大会 ワークショップ「修復的司法と量刑」内での発表 |
開催年月日 | 20070527 |
主催者 | |
開催地 | 名城大学天白キャンパス |
概要 | 修復的司法は、犯罪被害者とその加害者、及び彼らの家族・友人などのコミュニティの三者がお互いの気持ちを表明して、犯罪で壊れたコミュニティの結束を相互の話し合いによって修復するという紛争解決昨であり、現代刑事司法制度に参加することが困難であった犯罪被害者の地位を尊重することを主眼とする。そして、少年司法へこの修復的司法という理念を導入する動きは諸外国では多数見られるものである。しかしながら、我が国の、少年法に基づく少年審判で犯罪被害者やその遺族が介入する余地はほとんどなく、また、被害者が加害少年に会うことの意義に疑問を抱く被害者からの意見も多い。(学会報告) |