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オカモト ミキ
岡本 美紀
法学部法学科
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| タイトル | アメリカ犯罪学の基礎研究(56)アメリカ合衆国の少年裁判所における制裁的機能の再考 |
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| 著者 | |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 『比較法雑誌』 |
| 発行所 | |
| 巻 | 31巻 |
| 号 | 3号 |
| 開始ページ | 313 |
| 終了ページ | 339 |
| 出版年月 | 19971200 |
| 掲載種別 | |
| 概要 | アメリカの少年裁判所は、ティーンエイジャーによる暴力犯罪の増加と家族の崩壊によって大いに圧迫されており、その解決策として、少年を成人として刑事裁判に付するという厳罰化傾向を見せ始めているが、少年司法の危機であるという批判も多い。そこで出現してきたのが回復的司法である。これは、犯罪少年と被害者及びそのコミュニティが、その関係や感情を回復するための話し合いを通じて、犯罪少年が自らに科せられた制裁を責任を感じながら受けるという効果をもたらすものであり、少年司法の制裁的側面を効果的に運用しようとするものとして注目されている。 |