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オカモト ミキ
岡本 美紀
法学部法学科
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| タイトル | アメリカ合衆国における『1994年暴力犯罪統制及び法執行法』について―いわゆる『三振アウト』条項を中心として |
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| 著者 | |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 『比較法雑誌』 |
| 発行所 | |
| 巻 | 29巻 |
| 号 | 4号 |
| 開始ページ | 29 |
| 終了ページ | 55 |
| 出版年月 | 19960300 |
| 掲載種別 | |
| 概要 | 1994年9月13日、クリントン大統領は合衆国連邦議会において、アメリカ史上最大の犯罪対策法案である「1994年暴力犯罪統制及び法執行法」に署名し、同年10月1日、この法律は施行された。本法は、それまで6年間にわたる連邦議会での激しい議論の末に成立した超党派的な産物であり、賛成と反対が極めて拮抗するという状況で生み出されたものである。この法の眼目は、いわゆる「三振アウト」条項で、重罪犯罪で三度かそれ以上有罪となった者は強制的終身拘禁刑が科されるというものであるが、これについては、重罪の定義が州によって異なることや、有罪の答弁を行わないで審理を求める被告人が増加し、裁判所の過剰負担を招くなどという批判が多い。 |