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オカモト ミキ
岡本 美紀
法学部法学科
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| タイトル | アメリカ犯罪学の基礎研究(43)刑務所内での喫煙 |
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| 著者 | |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 『比較法雑誌』 |
| 発行所 | |
| 巻 | 28巻 |
| 号 | 1号 |
| 開始ページ | 21 |
| 終了ページ | 34 |
| 出版年月 | 19940600 |
| 掲載種別 | |
| 概要 | 1993年のマッキンニー事件において、アメリカ合衆国連邦最高裁判所は、受刑者は他の受刑者の喫煙による副流煙を被ることによって生じる将来的な健康問題という高度な危険から解放される憲法上の権利を有するということを判示した。この事件以前には、副流煙を被ることは刑務所生活に付き物の単なる不便さ・不快さにすぎないと判示する裁判所もあり、司法よりもむしろ政府の立法部や行政部が喫煙対策を履行するべきだという刑務所管理者や裁判官たちの考え方に司法部が無関心であったということが反映されている。 |