フクモト アオイ
福本 葵
法学部法学科
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タイトル | 日米の証券決済期間T+2への短縮 |
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著者 | 福本 葵 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 証券経済研究所 |
発行所 | 日本証券経済研究所 |
巻 | |
号 | 101 |
開始ページ | 13 |
終了ページ | 27 |
出版年月 | 201803 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 |
2017年9月5日から,北米の証券決済期間が約定日から換算し4営業日目(T+3)から3営業日目(T+2)に短縮された。 決済期間の短縮化は,カウンターパーティリスク,流動性リスクなどの削減に繋がる。 また,清算機関には,証券取引の債権債務の相手方になり,カウンターパーティリスクを削減する機能がある。清算参加者は清算機関に証拠金を預託しなければならない。カウンターパーティリスクが削減すると,清算機関が参加者に課す証拠金要件が緩和され,参加者は資金を効率的に活用することができる。本稿ではアメリカおよび日本のこれまでの証券決済期間短縮の議論をまとめた。 |