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ツジカワ ヒトミ
辻川 ひとみ
現代生活学部居住空間デザイン学科
タイトル 日西の比較にみる大学生の公園利用とイメージ
講演者
担当区分
会議名 日本建築学会学術講演梗概集
開催年月日 20100900
主催者
開催地
概要 利用頻度は、週に1回以上利用すると回答した人は日本において10.6%、スペインでは58.0%であり、スペイン人の方が公園をよく利用することがわかった。滞在時間については、両国とも30分〜1時間程度滞在する人が最も多く日本では25.4%、スペインでは30.7%がそれにあたる。しかし次に多かった滞在時間は、日本では10〜30分(23.7%)であったのに対し、スペインでは1〜2時間(29.7%)と長時間滞在する人が多かった。利用時間帯については、日本では「15:00〜18:00」と「21:00〜24:00」の利用が多いことがわかった。スペインで は「18:00〜21:00」の利用が多かった。グループ構成については、両国とも「友人・同僚」が多いことがわかった。また日本では、ひとりで公園を利用する人も多かった。活動内容については、日本では「おしゃべり」、「散歩」、「気分転換」、「休憩」の回答が多くみられた。一方、スペインでは「散歩」、「おしゃべり」、「休憩」、「飲食」、「考え事」、「日光浴・日焼け」の回答が多くみられた。日本人が抱く公園のイメージは、「遊具」、「緑」、「休憩する為のストリートファニチュア」の3つのグループ〜構成されており、特に遊具を用いる子どものための公園であった。一方スペイン人のイメージは、「緑」、「道」、「地形」、「ストリートファニチュア-休憩」、「広場」の5つの要素で構成されており、特に自然を感じることの出来る空間であった。 辻川ひとみ、Patricia de Diego (共同研究につき本人担当分抽出不可能)  

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